大敗減り自己最高勝率マークの平田さやか
10月末で締め切られる16年前期適用勝率は初の6点台。過去最高勝率5･82の更新を確実なものにした。「新型モーターは好きです。こっちの方が乗りこなせます」と笑う。
もともとは攻撃型。ツボにはまれば豪快だが、道中競りにはもろさがあった。しかし、近況は「前期より5、6着は少なくなったと思います」と大敗が明らかに減った。ターンの乗りにくさが軽減された分、大崩れが減り、勝率アップにつながった。行き足がいいときは持ち味のダッシュ力を生かした「まくり」が狙い目。伸び平凡でも乗り心地がいいときは2、3着にしのげる術も身につけてきた。