山川美由紀が16年の完全復活へ地元で躍動
昨年末の福岡クイーンズクライマックスはエース機を手に入れながら、その威力を発揮できず優出を逃した。展開のあやもあり、消化不良のまま、15年を走り終えた。
ただし、近況は着実に本来の強さが戻りつつある。一昨年は右足骨折が走りにも賞金加算にも大きく響いたが、昨年は12優出、3回Vと年間を通してコンスタントな成績を収めた。「特に活躍してないのに不思議」と振り返ったのは、やはり求めるレベルが高いがゆえ。女子屈指のスタート力、速攻力があれば、再びGIタイトル奪取の期待が集まる。走り慣れた地元で、16年の完全復活ののろしを上げる。