大激戦制し寺田千恵が今年3回目V寺田千恵が大きくもつれた道中戦を制した。川野芽唯、香川素子との首位争いを、したたかに、そしてパワフルに抜け出した。6月児島の男女ダブル優勝戦に次ぐ、今年3回目、通算63回目の優勝を飾った。台風の影響により17日の中止順延を挟んで行われた優勝戦は、②寺田がコンマ10のトップスタートを決めた。それでもコンマ13の①川野がイン先マイ、この懐を②寺田が差し迫った。バックでは①川野がいったん振り切ったが、②寺田が2Mで切り返し。両者がもつれた隙を⑤香川が突き首位に浮上した。しかし、ホームで②寺田が進路を内側に切り替えた。さらに猛烈に舟足を伸ばし2周1Mを先取り。再三迫る①川野らを抑え切った。①川野は惜敗2着、⑤香川が3着に入った。寺田の次走は9月26日からの多摩川G3オールレディース戦に出場する予定。