2コース俊敏差し!海野ゆかりV優勝戦は、追い風1メートルの微風、進入は枠なりの3対3で収まった。スタートはインの①大瀧明日香、4コースカドの④寺田千恵がコンマ09のトップタイミングを決めたが、②海野ゆかりらも伸び返した。そろった隊形から①大瀧がイン有利に先マイしたものの、ターンがやや流れ、その懐を②海野が的確に差し込んだ。バックで舟を並べ、2M先取りから先行した。①大瀧は差し返しを狙ったが、わずかに及ばず、2番手まで。1周2Mで冷静にさばいた④寺田が3番手で続いた。海野は、昨年9月の芦屋男女W優勝戦以来、今年初、通算49回目の優勝を飾った。次走は2月9日から徳山で行われるG1第60回中国地区選手権に出走予定。