A1復帰の福島勇樹が久々にG1登場！
福島勇樹が記念戦線に帰ってきた。一昨年から2期連続でF2を切って出走回数不足のためA2級が続いていたが、前期勝率6.40をマークして3期ぶりにA1級へ復帰。これで記念出場のチャンスをつかみ、15年3月以来となる約1年10カ月ぶりのG1参戦を浜名湖周年で果たす。
福島にとって浜名湖は通算9優出4Vの実績がある好相性水面。09年の浜名湖G1ダイヤモンドカップで記念初タイトルを手にしている。久々のG1出場に燃える福島が得意の浜名湖で大暴れを見せるのか。

服部幸男が10大会ぶりの奪還へ！
浜名湖周年に臨む地元の静岡支部は服部幸男、徳増秀樹、坪井康晴、菊地孝平、笠原亮、伊藤将吉、大橋純一郎、河合佑樹という顔ぶれ。記念タイトルホルダー5人を擁する豪華メンバーだ。
なかでも注目は服部だろう。昨年12月の児島周年でオール3連対Vを飾って約7年ぶりのG1制覇を達成。1月の浜名湖正月レースでも優勝するなど、今期の勝率は8点に迫る好調ぶりだ。この勢いなら10大会ぶり浜名湖周年タイトル奪還も夢ではない。46歳になった服部が5回目の地元周年Vを狙う。

浜名湖相性抜群の守田俊介！
守田俊介は15年10月に浜名湖で行われたボートレースダービーで優勝。SG初タイトルを獲得し、優勝賞金3500万円を東日本大震災の被災地に全額寄付したことも話題になった。
守田の浜名湖参戦はそのとき以来で約1年3カ月ぶり。再び快走を見せるのか注目が集まる。守田にとって浜名湖は通算17優出9Vという抜群の成績を残しているドル箱水面。浜名湖周年は過去出場3回と登場機会が少ないが、そんななかで04年には優出2着に入った実績もある。ダービーに続く当地2節連続Vは射程圏だ。

地元オーシャン出場を狙う三嶌誠司！
四国地区から浜名湖周年に出場するのは三嶌誠司と重成一人の香川支部2人だ。香川勢にとって今年大事なレースとなるのが7月に地元丸亀で開催されるSGオーシャンカップ。その出場選手を決める選考期間が残り3カ月ほどとなってきた。
三嶌は現在選考ポイントが10点。昨年6月の丸亀周年で優出してポイントを稼ぎ、選考順位60位あたりにつけている。ボーダーは20点前後と予想されるため、あと10点ほど上積みが必要だ。浜名湖は通算5優出2Vの実績がある水面だけに、ここで優出してオーシャンカップへの道を切り開きたい。

白井英治が2回目の浜名湖周年Vへ！
白井英治は浜名湖周年の歴代覇者の一人。11年に行われた当地58周年記念で、予選16位通過から準優で6コース抜き、優勝戦で4コースまくりを決めて頂点に立っている。
白井の浜名湖周年V歴はこの1回だけだが、その他にも05年の51周年記念で優出2着、52周年記念で優出3着、08年の55周年記念で優出2着、13年の59周年記念で優出6着と何度もV争いを沸かせてきた。なかでも13年は優勝戦4号艇でイン取りの奇襲を見せたのが印象的だった。今回も白井らしい気迫の走りでV戦線をにぎわすのか注目だ。

浜名湖初Vを目指す瓜生正義！
昨年のグランプリチャンプ・瓜生正義。これまで通算73回（1月10日時点）もの優勝歴を誇るが、意外にも浜名湖でのV経験が一度もない。瓜生にとってV歴のない水面は戸田、浜名湖、びわこ、丸亀の4場だけだ。
とはいえ決して浜名湖を苦手としている印象はない。当地通算6回の優出があり、04年の浜名湖G1ダイヤモンドカップで優出5着、10年の浜名湖周年で優出3着、13年の浜名湖周年で優出4着、そして14年の浜名湖SGグランドチャンピオンで優出2着と結果を残している。ここで浜名湖初Vを飾って21場目制覇となるのか。