日高逸子が約3年ぶりV、女子賞金8位へ浮上

巡ってきたチャンスを、きっちりものにした。地元の日高逸子がインからコンマ17のスタートを決めて押し切り、15年9月の芦屋オールレディース戦以来、実に約3年ぶり、通算73回目の優勝を飾った。
優勝戦は向かい風が3メートル、進入は枠なりの3対3で収まった。スタートに大差がない中で、①日高はトップスタート。④寺田が迷わずに攻めたが、冷静に受け止め、インから持たせた。④寺田が2Mは鋭い差し技で迫ったが、これも封じて首位を守った。④寺田は悔しい2着。差した②森岡が3着に粘り込んだ。
今節、日高の予選通過順位は6位。しかし、準優勝戦で1号艇が全敗。同12Rで予選1位の寺田を破った日高に絶好の優勝戦1枠が転がり込み、その勝機を逃さなかった。この優勝で女子賞金ランクは10位から8位へ上昇。年末のクイーンズクライマックス出場へ貴重な賞金加算となった。次走は10月21日からの宮島オールレディース戦に出場する予定。