近況安定の寺田千恵が賞金アップを狙う

難水面だけに、福岡近況成績上位にはベテラン勢が並ぶ。14年1月以降の勝率は、7.54の岸恵子がトップ。ただし、寺田千恵は出走数がその約3倍もありながら7.11の2位につける。コース不問の柔軟性や決め手に加え、ときに荒れる水面対処も心得ている。
9月28日現在の女子賞金ランクは12位。クイーンズクライマックス出場へ、シビアな勝負圏にいる。年末決戦に6年連続出場しているのは寺田だけ。皆勤出場継続へ、ここからが正念場を迎える。
今年は優勝こそ3月の丸亀男女混合戦のみだが、優出2着が5回もある。さらに7月1日から9月27日までの約3カ月勝率7.55は、参加メンバー中トップ。この近況安定感に、水面相性も加われば、賞金アップは見込める。