豪快に攻めた岩崎芳美が約2年半ぶりの優勝

攻めに徹し、久々の優勝を勝ち取った。岩崎芳美が4コースカドから1Mも2Mも豪快に攻め、インの落合直子をねじ伏せた。岩崎は15年11月の下関男女ダブル優勝戦以来、約2年6カ月ぶり、通算21回目の優勝を飾った。
優勝戦は気温が14度に冷え込み、右横風3メートルの中で行われた。進入は枠なりの3対3。大きな中へこみはなく、①落合と③長嶋がコンマ14のトップタイスタートを踏み込んだ。①落合が、攻める④岩崎を何とかこらえてイン先マイ。それでも①落合と④岩崎はほぼ並走しながら2Mへ。①落合が内有利に旋回態勢に入ったが、④岩崎はここでも迷いのない全速ツケマイに打って出た。このターンはやや流れながらも、強気に動いた勢いの差で①落合をねじ伏せ、先頭に躍り出た。①落合は懸命に前を追ったが2着まで。差して浮上した⑤細川が3着に入った。
岩崎の次走は17日からの桐生で行われるG3オールレディース戦に出場する予定。