中谷朋子が地元エースの貫禄で今年6回目V

地元エースの貫禄を示した。中谷朋子がライバル勢の攻撃をインから的確に受け止め、きっちりと押し切った。7月の住之江男女ダブル優勝戦に次ぐ今年6回目、通算21回目の優勝を飾った。
優勝戦は向かい風4メートルとやや強め。進入はデビュー2回目の優出となった③實森が大外へ出て、①②④／⑤⑥③の3対3で並んだ。4コースカドからコンマ05のトップスタートを決めた④岸が攻めに出たが、インから伸び返した①中谷が冷静に受け止め、一気に逃げ切った。２番手は④岸に加え、さばいた②日高、⑥大山、③實森の4選手で大接戦。その中で最内に付けた⑥大山が2M有利に運び、2着に入った。その後、②日高が③實森をねじ伏せ、3着に粘った。
中谷は昨年に続き、地元尼崎でのオールレディース戦を連続優勝。10月のSGダービーに女子で唯一、出場を獲得するなど近況のリズムは抜群だ。次走は8月30日からの若松オールレディースに出走予定で、今年7回目の優勝を目指す。