2018 09.12~09.17
関東4266 長田頼宗

長田頼宗は5月に行われたG2びわこモーターボート大賞で優勝。3・2・5・1・1・1・1・1着のピンラッシュで頂点に立った。びわこでは通算7優出2Vを誇り、当地4節連続優出中と相性抜群。14年3月のびわこ周年では準優で6コース差しを決め、3連単7万円台の超大穴を出して優出した実績もある。この水面ならどこからでも勝てるのが長田だ。
現在賞金ランキング15位(9月1日時点)につけ、グランプリ初出場に向けて好位置をキープ。ただ8月のSGボートレースメモリアルで痛恨のFを切り、10/13~11/11までF休みを強いられるだけにベスト18圏内に残れるか微妙な状況だ。好相性のびわこで結果を残してボーダー付近から一歩でも抜け出したい。

進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST入着率
121.0%590.13
214.9%420.14
317.8%500.16
416.7%470.15
516.7%470.17
612.8%360.17

東海3946 赤岩善生

今年の赤岩善生は5月のG1宮島周年と7月のG2三国MB大賞で優勝するなど、7月までに7Vを量産する快進撃。9年ぶり3回目のグランプリ出場は間違いなしかと思われた。
しかし7月の常滑戦で手痛いFを切り、それ以降はVゼロとリズム下降線。賞金ランキングも10位まで下がってきた。このびわこ周年が終わると30日間のF休みに入るため、さらなるランクダウンは必至。ベスト18圏内死守へ予断を許さない状況となってきた。
再浮上するためにもびわこ周年は重要な戦いになる。びわこは11年にG2秩父宮妃記念杯で優勝するなど実績十分の水面。いい形でF休みに入りたいところだ。

進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST入着率
126.9%650.12
217.8%430.15
324.4%590.18
416.5%400.16
59.5%230.17
65.0%120.18

近畿3582 吉川昭男

吉川昭男は昨年124勝をマークしてぶっちぎりで「最多勝利選手」を受賞。年間通してピンラッシュを見せ続ける充実のシーズンを過ごした。
しかし今年は2月にFを切った影響もあってなかなか勝ち星が伸びない状況。昨年は8月末の時点で84勝を挙げていたが、今年は51勝(8月31日時点)にとどまっている。
それでも夏場に入ってリズム上昇ムードで、7月の常滑G3企業杯と8月の鳴門G3企業杯で立て続けに優出する活躍。8月のびわこお盆レースではオール3連対Vで圧勝劇を演じている。いい流れでびわこ周年を迎えられそうなだけに、吉川らしいピンラッシュが見られるかもしれない。

進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST入着率
124.0%690.17
225.1%720.18
330.3%870.17
419.2%550.17
51.0%30.17
60.3%10.10

四国3788 一宮稔弘

一宮稔弘は2018年後期適用勝率6.41で2期ぶりにA1級へ復帰。今期(5月~)に入ってからは勝率7点台とさらにリズムを上げている。7月には大村のマスターズリーグで優勝。来年のマスターズチャンピオン優先出場権を手にし、誕生日を挟み47歳での大会初出場へ当確ランプをともしている。
ここ最近は記念出場機会が減っている一宮だが、その力はまだまだ健在そのもの。昨年はG1あっせんが2節しかないなか、2月の四国地区選で優出2着、6月の住之江周年で優出4着といずれも優出する活躍を見せていた。このびわこ周年は2月の四国地区選以来となる今年2回目のG1参戦。大暴れしても不思議ではないだろう。

進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST入着率
122.9%550.15
215.8%380.14
317.9%430.14
417.9%430.13
514.2%340.12
610.8%260.17

中国4205 山口剛

山口剛は2月のG1徳山周年で準優F。4月下旬~7月下旬まで3カ月間のG1・G2選出除外となっていた。この間に6節走ったが2優出0Vと本調子にはほど遠い成績。8月のSGボートレースメモリアルでも2・5・5・3・5・5・6・6着で予選35位敗退と精彩を欠いた。リズムを崩しているだけに立て直しが急務だ。
そのきっかけにしたいのがびわこ周年だろう。びわこ周年は11年に優出3着、13年に優勝、14年に優出2着と相性抜群。13年は優勝戦で3コースまくり差しを決めて栄冠をつかむなど、当地ではセンター戦での鋭いレースが目立っている。得意のびわこで本来の走りを取り戻したいところだ。

進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST入着率
122.0%460.13
219.1%400.14
317.7%370.15
418.7%390.13
512.9%270.13
69.6%200.15

九州4513 河野真也

福岡102期の河野真也は2018年後期適用勝率6.31をマークして待望のA1級初昇格。追加あっせんでびわこ周年出場のチャンスが巡ってきた。G1参戦は13年の新鋭王座決定戦以来で約5年ぶり2回目だ。
河野はボートレーサー養成所時代にリーグ戦勝率6.80をマークする活躍。同期の山田康二や前田将太らをしのぐ成績を残していた逸材だ。08年のデビューからA1級にたどり着くまで10年の時間を要したが、ここから一気に飛躍する可能性を秘めた選手だろう。
このびわこ周年が終わると中0日で浜名湖に転戦してヤングダービーに出場予定。29歳で迎える最初で最後のヤングダービーで名を売るためにも、びわこでリズムを上げて浜名湖に乗り込みたい。

進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST入着率
119.9%530.17
216.9%450.17
319.5%520.17
415.7%420.16
519.1%510.17
69.0%240.19