山田哲也がグラチャン勝負駆け！
山田哲也が12月の尼崎一般戦で痛恨のフライング。今年13優出7Vの活躍を見せていたが、来年3月のSGボートレースクラシックはF休みのため出場できなくなってしまった。
これで来年6月に地元多摩川で開催されるSGグランドチャンピオン出場に向けて崖っぷちの状況となった。残された選考対象レースはグランプリシリーズのみ。ここで優出することがグラチャンへの唯一の道だ。地元SGの舞台に立つために、グランプリシリーズで勝負駆けに臨む。

今年7Vと好調な徳増秀樹！
徳増秀樹は今年G1・G2で5優出2Vをマークする活躍。2月のG1東海地区選手権と6月のG2宮島MB大賞で優勝するなど、随所で強さを見せた一年だった。一般戦も含めれば16優出7Vという充実ぶり。1着105本で最多勝利争いの2位につけている（12月10日時点）。
住之江は今年2回走り、4月の一般戦ではオール2連対V、10月のG1高松宮記念では優出5着と好走を連発していた。水面相性上々なだけに、グランプリシリーズはSG初Vへの大きなチャンスとなるだろう。

地元SG初制覇を狙う湯川浩司！
湯川浩司は5年連続10回目のグランプリシリーズ出場。今年は13年以来となる5年ぶりのグランプリ出場へあと一歩まで迫ったが、賞金ランキング22位で惜しくもベスト18入りはならなかった。
グランプリシリーズは過去9回走って優出4回と好実績。昨年も予選3位に入るなどV争いを沸かせて優出4着という結果を残していた。これまでSG優勝4回を誇る湯川だが、まだ住之江では一度も勝てていない。今度こそ地元SG初タイトルをつかみ取りたいところだ。

片岡雅裕がSG初Vを目指す！
片岡雅裕は11月のSGチャレンジカップで優出4着に入る活躍。準優で松井繁との激しい2着争いを制す快走を演じ、待望のSG初優出を飾ってみせた。
片岡は今年4つのSGを走って準優出3回、優出1回という安定した成績。昨年までSGで予選突破の経験は一度もなかったが、今年に入ってすっかり準優の常連となり、V争いをにぎわす存在にまで成長してきた。グランプリシリーズでSG初制覇を果たしてももう誰も驚きはしないだろう。101期最初のSGウィナーになるのは篠崎仁志ではなく片岡雅裕なのかもしれない。

住之江周年覇者の平尾崇典！
平尾崇典は4月のG1住之江周年で優勝。6コースからコンマ04の弾丸ショットを決め、豪快にまくり切ったのが記憶に新しい。今年はこの他にも一般戦で4V（12月10日時点）をマークするなどコンスタントな活躍を披露。4年ぶりにグランプリシリーズ出場を果たすことになった。
近況も好リズムをキープしており、11月のチャレンジカップでは予選18位に滑り込んで3年8カ月ぶりのSG準優出を果たす活躍を披露。好相性の住之江でグランプリシリーズのV争いをかき回しそうな気配十分だ。

上野真之介がSG初出場！
上野真之介が賞金ランキング51位に入ってグランプリシリーズ出場権を勝ち取った。08年のデビューから約10年、いよいよSG初出場を果たす。
今年の上野は5月のG2びわこMB大賞で優出2着、7月のG1尼崎周年で優出3着に入る活躍。一般戦でも随所でピンラッシュを見せ、1着103本（12月10日時点）で最多勝利争いにも加わる快走を見せてきた。住之江は13年の周年記念でG1初優出を飾った実績がある水面。SG初陣で大暴れする可能性も十分だろう。