地区選2連覇を狙う徳増秀樹！
昨年常滑で行われた東海地区選を勝ったのは徳増秀樹だった。予選を10位で突破し、準優を4コースまくり、優勝戦を3コース恵まれで制して優勝。待望の地区選初制覇を果たした。今年はホームの浜名湖が舞台だけにタイトル防衛の期待も高まる。鈴木成彦と倉田栄一に続く史上3人目の東海地区選連覇なるか。
昨年16優出7Vの活躍を見せた徳増は、すでにSGボートレースクラシック出場権を獲得済み。余裕を持って地区選に臨めるはずだ。今年に入っても2優出と好リズムを維持しておりV取りへ意欲十分だろう。

復調ムード著しい池田浩二！
池田浩二は2月のG1常滑周年で優勝。地元で節間オール3連対Vの快走を演じ、約2年半ぶりのG1制覇を成し遂げた。
この勢いで地区選でも大暴れしたいところだろう。昨年の地区選では予選トップ通過を果たしながら準優でイン戦2着に敗れ、優勝戦4号艇となって4着という悔しい結果に終わっている。今年こそ09年以来となる2回目の東海チャンプの座をつかみたい。浜名湖では今年1月の一般戦で優勝して待望の当地初Vを飾ったばかり。水面攻略の準備は整っている。

浜名湖SG2Vを誇る井口佳典！
浜名湖での井口佳典といえば記憶に新しいのが昨年のSGボートレースクラシックだ。2コースから意表を突いたまくりを決め、節間オール2連対Vで頂点に立った姿が思い出される。井口は12年の浜名湖SGボートレースオールスターでも優勝しており当地SG2Vの実績。好相性の水面で迎える地区選でもV争いをにぎわすことだろう。
近況も1月のG1蒲郡周年で優勝、2月のG1常滑周年で優出4着とリズムは上々。2大会ぶり3回目の地区選制覇に向けて機運は高まるばかりだ。

浜名湖周年で予選1位の河合佑樹！
浜名湖では昨年12月にG1周年記念が行われた。そこで鮮烈なインパクトを残したのが河合佑樹だ。手にしたモーターは2連対率22位の中堅機だったが、快走を連発して予選を1･1･2･1･1着でトップ通過。準優でイン戦2着に敗れたのが響いて優勝戦4号艇で3着に終わったが、節間オール3連対でのG1初優出は記憶に残る戦いぶりだった。
河合はその後も12月の三国戦と2月の津戦で優勝するなど好調をキープ。リズム良く地区選を迎えられそうだ。G1初タイトルを地元浜名湖で手にしても不思議ではないだろう。

G1優出ラッシュ中の杉山正樹！
杉山正樹が近況好調ムードだ。昨年12月の三国周年で約3年9カ月ぶりのG1優出をマークすると、2月の常滑周年ではセンターから3勝を挙げるなどキレ味鋭い走りを連発して優出2着に入る活躍。ここ数年G1で苦戦していたのが嘘のように、記念戦線を沸かせている近況だ。
杉山はこのG1優出2回によって、7月に常滑で行われるオーシャンカップの出場権へ大きく前進。選考ポイントを17点まで伸ばしてきた。ボーダーは20点前後と予想されており、あとひと踏ん張りの状況。地区選優出でポイントを加算して当確ランプをともしたい。

塩崎桐加が男女混合G1初参戦！
東海地区選には女子レーサーは3人が出場。細川裕子、長嶋万記、塩崎桐加だ。細川は昨年の地区選で予選5位に入る活躍を見せただけに今年も楽しみなところ。長嶋は地元浜名湖でのG1とあって気合はいつも以上だろう。
塩崎はこれが16年レディースチャンピオン以来となる2回目のG1参戦だ。昨年末にクイーンズクライマックスシリーズ戦で豪快なカドまくりを決めて優勝するなど、持ち前のスピード旋回でいま女子戦線を席巻中。男女混合G1初出場となる地区選でどんな走りを見せるのか目が離せない。