2019 08.01~08.06
関東4748 渡邉雄朗
ダッシュ戦に魅力ある渡邉雄朗!
東京112期の渡邉雄朗は前期勝率6.27をマークしてA1級初昇格。イン1着率36%と内寄りでは苦戦したものの、4コース1着率35%、5コース1着率24%とダッシュ戦でそれを補う活躍を見せてトップランクへ駆け上がってきた。妹の渡邉真奈美も着実に成績を上げてきており、兄妹レーサーとしても今後注目度を増してきそうだ。
びわこ周年は自身2回目のG1出場。とはいえ前回の17年戸田周年の頃はまだA2級で、シリーズ4日目から途中追加参戦して5・6・6・6・6着という成績だった。実質的なG1デビュー戦となる今回、まずはG1初1着を目指したい。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST入着率
118.8%450.17
213.8%330.17
320.1%480.15
414.2%340.13
514.2%340.14
618.8%450.15

東海4856 豊田健士郎
23歳の豊田健士郎がG1初陣に臨む!
三重115期の豊田健士郎は津のフレッシュルーキー。ボートレーサー養成所をリーグ戦勝率6.09の成績で卒業し、14年に18歳でデビューしている。スタート力に定評があり、前々期には平均STコンマ12というトップクラスの数字を記録。そして前期は速攻を武器にまくりを連発し、勝率6.54をマークしてA1級初昇格を果たした。昨年11月には津戦でデビュー初Vもマークしている。
このびわこ周年がG1初出場。23歳の若武者がどんな走りを見せるのか楽しみだ。115期からはすでに仲谷颯仁や関浩哉などスターが生まれており、豊田がそれに続く存在となるのかもしれない。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST入着率
119.2%560.13
214.4%420.14
318.6%540.14
415.1%440.14
519.2%560.12
613.4%390.12

近畿3721 守田俊介
地元周年連覇を目指す守田俊介!
前回のびわこ周年は昨年9月に行われ、地元の守田俊介が見事に優勝。予選を3・3・2・1・2・1着のオール3連対でトップ通過し、準優・優勝戦はいずれもインからコンマ13と的確なスタートを決めて逃げ切った。これが14年に続いて5大会ぶり2回目の地元周年制覇だった。
今年はタイトル防衛を目指す戦いだ。びわこ周年2連覇は99・00年の山田豊しか記録していない偉業(※第1~4回は優勝者不明)。難水面を乗りこなして歴史に名を刻みたい。今年6Vと近況好調の守田ならそれが可能かもしれない。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST入着率
126.1%740.13
217.3%490.11
321.2%600.13
418.7%530.12
512.4%350.12
64.2%120.15

四国3541 三嶌誠司
51歳の三嶌誠司が健在ぶり披露!
三嶌誠司は7月8日に誕生日を迎えて51歳になった。大ベテランの域に入ってきたが、その走りはまったく衰える気配すらなし。前期も勝率6.60をマークして悠々と49期連続A1級キープを果たしている。級別が現行の4階級制となった95年以降、一度もA1級から外れたことがない数少ない選手の一人だ。
ここ最近は記念出場機会が減ってきたが、2月の四国地区選で優出するなどまだまだビッグレースで戦える力は十分。びわこは2回のV歴があり、当地記念レースでも03年チャレンジカップで優出3着、06年周年記念で優出4着に入った実績があるだけに、びわこ周年でどんな走りを見せるのか注目だ。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST入着率
121.6%580.16
217.8%480.16
318.6%500.17
419.7%530.16
516%430.15
66.3%170.18

中国4762 藤原啓史朗
G1デビューを迎える藤原啓史朗!
岡山112期の藤原啓史朗は前期勝率6.42をマーク。13年のデビューから12期目でA1級初昇格を果たした。学生時代には陸上競技で活躍し、インターハイや国体にも出場経験があるアスリート。スポーツ推薦で入学したボートレーサー養成所では、リーグ戦勝率6.56の好成績を残して修了記念レースで優勝戦にも乗った。デビューからしばらくはB級暮らしが続いたが、昨年A2初昇格やデビュー初優出を果たすなど一気に才能が開花。そして前期にはイン1着率72%をマークするなど内寄りでの安定感が飛躍的に増してA1級の座をつかみ取った。
このびわこ周年がG1初出場。29歳の新星に注目したい。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST入着率
117.7%450.16
214.2%360.15
321.7%550.15
420.5%520.13
511.8%300.13
614.2%360.15

九州4503 上野真之介
上野真之介がG1初Vへ射程圏!
上野真之介は5月のボートレースオールスターで待望のSG初1着をマーク。シリーズ2日目に3コースまくりを決めて水神祭を飾った。SG初出場だった昨年12月のグランプリシリーズでは未勝利に終わっており、2節目で見事に雪辱を果たした格好だ。これで勢いに乗った上野は3日目にイン逃げ、4日目に2コース差しを決めて節間3勝を挙げる大暴れ。予選10位に入ってSG初準優出も飾る活躍になった。
記念戦線で存在感を増してきた上野だけに、そろそろG1初Vを狙いたいところ。びわこでは昨年5月のG2MB大賞で節間オール3連対の活躍を見せて優出2着に入っているだけに、びわこ周年制覇へチャンス十分だろう。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST入着率
122.7%710.12
216.6%520.14
316.9%530.14
416.3%510.13
515.7%490.14
611.8%370.13