ピックアップレーサー

中国地区選手権2021.02.12〜02.17

中国4816 村松修二
村松修二が中国地区選2連覇を狙う!
昨年の中国地区選は宮島で行われ、村松修二が2・3・5・1・1・2・1着で地元V。予選を5位で通過し、準優2号艇で2着に入ってG1初優出を果たすと、優勝戦では安定板使用の2周戦という悪コンディションのなか5コースから豪快にまくって優勝。劇的なG1初Vを飾った。
今年は2連覇を目指して徳山に乗り込む。1月の徳山一般戦で当地初Vを飾ったばかりだけに良いイメージで大会に臨めそうだ。昨秋に出場停止があった影響で出走回数不足となって現在A2級だが、今期勝率7.52(1月26日時点)と近況好調な走りを見せており、V争いを沸かせても不思議ではないだろう。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST1着率2着率3着率
125.4%610.1578.6%4.9%6.5%
217.9%430.1637.2%32.5%11.6%
317.5%420.1416.6%28.5%33.3%
418.3%440.1529.5%27.2%18.1%
513.3%320.159.3%31.2%28.1%
67.5%180.165.5%27.7%5.5%
中国4418 茅原悠紀
徳山地区選2連覇がかかる茅原悠紀!
徳山で前回地区選が行われたのは4年前の17年。優勝したのは茅原悠紀だった。予選を1・2・1・1・2・3着でトップ通過し、準優は2コース差し、優勝戦はイン逃げで制して頂点へ。節間オール3連対Vの圧勝劇で自身初の中国チャンプに輝いた。
茅原は徳山相性抜群で、当地SG・G1は6優出3Vという実績。最近も18年の徳山SGグランドチャンピオンで優出2着、18年の徳山周年で優出4着、昨年5月の徳山周年で4コースまくりを決めて優勝と当地3節連続優出中だ。今節もV候補の筆頭格といって間違いないだろう。4年ぶり2回目の地区選Vを目指す戦いに注目したい。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST1着率2着率3着率
120.5%430.1467.4%16.2%4.6%
213.4%270.1718.5%33.3%25.9%
319.1%400.1415.0%32.5%25.0%
414.8%310.1625.8%29.0%22.5%
517.7%370.1516.2%21.6%21.6%
614.3%300.170.0%20.0%26.6%
中国3897 白井英治
白井英治が中国4場の地区選完全制覇へ!
白井英治は地区選で優出9回の実績。これは今節出場メンバーのなかでトップの数字だ。全国的に見ても現役レーサーでは松井繁(13優出5V)、服部幸男(11優出4V)、今垣光太郎(10優出3V)に次ぐ4位タイの地区選優出回数になる。
そして白井は地区選3Vを誇り、08年宮島大会、14年下関大会、15年児島大会で優勝。中国地区4場のうち3場で優勝しており、残すは徳山だけという状況だ。徳山での地区選は過去2回優出しており、13年に優出3着、17年に優出3着と直近2大会連続優出中だ。今度こそ頂点に立って中国地区4場の地区選完全制覇を成し遂げるのか。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST1着率2着率3着率
128.5%700.1384.2%2.8%8.5%
219.5%480.1229.1%33.3%14.5%
317.5%430.1416.2%34.8%18.6%
417.9%440.1420.4%36.3%20.4%
513.8%340.1414.7%20.5%17.6%
62.4%60.150.0%33.3%33.3%
中国3024 西島義則
59歳での地区選初Vを狙う西島義則!
西島義則といえばSG通算21優出7V、G1通算64優出16Vを誇るレジェンド。SG3連覇など数々の偉業を成し遂げてきた名選手だ。今年10月には60歳の還暦を迎える大ベテランだが、前期勝率7.32をマークするなど自在なコース取りと卓越した旋回技術で今なお好成績を残し続けている。
そんな西島だが地区選の成績は通算5優出0V。意外にもまだ一度も中国チャンプの座を手にしていない。徳山は94年の周年記念と10年のマスターズチャンピオンで優勝するなどSG・G1で7優出2Vの実績がある水面。偉大なる経歴に地区選初Vの文字を書き加えたい。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST1着率2着率3着率
132.7%890.1553.9%22.4%4.4%
261.8%1660.1624.7%26.5%15.0%
34.0%110.129.0%0.0%45.4%
40.3%10.190.0%0.0%0.0%
50.3%10.190.0%0.0%0.0%
60.7%20.150.0%0.0%50.0%
中国4980 佐々木完太
120期の佐々木完太が実質G1デビュー!
山口120期の佐々木完太はこれが2回目のG1参戦。ただ前回出場した昨年2月の下関周年は、途中帰郷者が7人も出たため急遽の途中追加あっせんで5日目から呼ばれ、2日間だけ走って4・5・5着という内容だった。そのため実質的には今節の地区選がG1デビュー。まずはG1初1着を狙いたいところだ。
佐々木は前期勝率5.74でA2級初昇格を果たすなど近況伸び盛りの注目株。昨年6月にウエスタンヤングで優出して一躍名を売り、山口支部の次代を担う存在として期待が高まっている。21年徳山フレッシュルーキーの看板を背負う佐々木がどんな走りを見せるのか楽しみだ。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST1着率2着率3着率
115.6%350.1577.1%8.5%5.7%
213.3%300.1723.3%30.0%30.0%
316.9%380.1613.1%10.5%31.5%
416.5%370.1613.5%13.5%18.9%
518.3%410.159.7%21.9%26.8%
619.2%430.190.0%6.9%23.2%
中国4482 守屋美穂
徳山好相性の守屋美穂ら女子6人に期待!
中国地区選には女子レーサーが6人登場。寺田千恵、海野ゆかり、向井美鈴、佐々木裕美、金田幸子、守屋美穂が参戦する。徳山でレディースチャンピオンV歴を持つ寺田や、昨年末のクイーンズクライマックスシリーズ戦で優勝するなど好調な海野、地区選は11年ぶりの出場になる向井、16年に地区選で優出4着に入った実績がある佐々木、7期ぶりにA1級復帰を果たした金田など楽しみなメンバーがそろった。
なかでも期待が高まるのは守屋だろう。徳山はV歴こそないものの6優出の実績があり、当地4節連続優出中と相性の良い水面。地区選は過去7回出場してまだ準優出がないだけに、予選突破の壁を打ち破りたい。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST1着率2着率3着率
124.2%680.1673.5%14.7%2.9%
215.4%440.1622.7%36.3%13.6%
316.8%480.1816.6%25.0%14.5%
416.1%460.1719.5%32.6%21.7%
512.6%360.175.5%16.6%22.2%
614.7%420.167.1%14.2%38.1%