オールレディース

2022.03.06
〜03.11

レース回顧

60歳の日高逸子が女子最年長優勝記録を更新

冷静に展開をとらえた。日高逸子が、4コースから差し、20年8月の芦屋オールレディース戦以来、通算76回目の優勝を飾った。自らが持っていた女子最年長優勝記録を60歳5カ月に更新した。
最終日は向かい風がやや強めに吹いた。枠なりの3対3から①山下、⑤松尾がコンマ19のトップスタートを決めた。①山下がインから先に回りかけたが、ターンのバランスを崩し、大きく流れた。まくり出た③守屋はあおりを受け、②田口の差しもややスムーズさを欠いた。その隙を④日高が冷静に差し込んだ。立て直した①山下が2着。道中追い上げた⑥渡辺が3着に食い込んだ。
7日、開催2日目9Rで長嶋万記が通算1000勝を達成。優勝戦は日高が女子の最年長優勝記録を更新と、うれしい話題の続いたシリーズとなった。日高は前回優勝の芦屋も4コース。当時はF2ながらの優勝だったが、その後に期別3本目のフライングを切り、苦しい日々も過ごした。記録更新とともに、見事な復活Vにもなった。なお、次走は3月20日からの津オールレディース戦に出場する予定。