QUEENS CLIMAX

2022.12.28
〜12.31

レース回顧

大会連覇！　田口節子が今度は差して優勝

有言実行の大会連覇を達成した。田口節子が2コース差しを決め、昨年の福岡大会に続く、クイーンズクライマックスを制覇。4回目のプレミアムG1優勝を飾った。今年は3回目、通算68回目の優勝となった。
展示は枠なりのオールスロー。本番も⑥長嶋が果敢な前付けに動き、ピット離れで後手に回った④平山が単騎ガマシ。①②③⑥⑤・④の5対1で並んだ。内枠の3選手が0台スタート。コンマ06のトップタイミングだった①平高がインから先に回ったが、ターンが流れ、②田口が冷静に差し込んだ。②田口は内から迫る⑤遠藤、外にいた①平高の逆襲を封じつつ、先頭へ抜け出した。①平高は悔しい2着。道中追い上げた⑥長嶋が3着に入った。
田口はオープニングセレモニーで「2連覇するぞ。やればできる！」と宣言した。その言葉通り、トライアルは2、3、1着で乗り切った。6号艇を引いた2回戦を3着でしのぎ、絶好枠だった3回戦を勝つなど、自らいい流れを引き寄せた。昨年大会はまくり、今回は差しと、勝負勘もさえた。今年の女子賞金は、1位の遠藤エミに次ぐ、2位となった。なお、田口の次走は1月12日からのG1びわこBBCトーナメントに出場する予定。