苦境続くも地元で復調の足がかりつかむ

土屋が地元で現状打開のきっかけを探る。昨年は3月、4月と立て続けにフライングを切り、大幅にリズムを崩した。出走回数不足で現在はB2級に降格。今年3月以降も再び高い事故点が響き、勝率は5点程度にとどまった。近況はなかなか思った走りができていない。
その中でも、昨年12月のからつヴィーナスシリーズ戦は、2コース差しで優勝を飾るなど底力は確か。乗りやすさが仕上がれば、センターからの攻撃に迫力もある。
今回は前期分のフライング休み明け2節目。スタートは、まだ慎重になるであろう状況にあるが、今年5月に高い事故点から解放されたのは大きい。地元水面ならば調整、走法など、プラス要素も必ずある。さらに最終日翌日の29日は自身の誕生日。30代最後の地元シリーズで復調への確かな収穫を得たい。