ヴィーナスシリーズ第3戦

2022.05.11
〜05.16

レース回顧

前田紗希がまくり差し、デビュー初優勝

的確に展開をとらえた。前田紗希が5コースからまくり差しを決め、優出6回目にして待望のデビュー初優勝を飾った。
最終日は雨。強めの向かい風が吹き、8Rから安定板を付け、10R以降は2周戦で行われた。並びは枠なりの3対3。①谷川から④清水までがゼロ台スタートを踏み込んだ。そこからチルトをMAXの2度にはねた④清水が力強く伸び、スロー勢をのみ込んだ。しかし、④清水のターンは流れ気味。マーク位置の⑤前田が展開を巧みにとらえ、2Mもミスなく運んだ。2番手は攻めた④清水、残した①谷川、追い上げた③倉持で大接戦となったが、①谷川が2着。③倉持が僅差の3着となった。
予選は遠藤エミがトップ通過。回り足も仕上がり、優勝濃厚のムードだったが、準優12Rで痛恨のフライング。一気に波乱の流れになった。優勝戦は清水が展開をつくったものの、前田も訪れたチャンスを見事にものにした。7月からは念願のA2級に初昇格。自ら弾みを付ける一発を決めた。なお、前田の次走は5月26日からの戸田男女混合シリーズ戦に出場する予定。