ヴィーナスシリーズ第12戦

2022.09.25
〜09.30

レース回顧

2M逆転V! 田口節子が賞金5位へ浮上

冷静かつ的確に差し返した。田口節子が1周2Mの逆転勝ちで、4月の平和島ヴィーナスシリーズ戦以来、今年2回目、通算67回目の優勝を飾った。
最終日は徐々に風が収まり、無風で優勝戦が行われた。ただし、スタート隊形はばらつき、②鎌倉が大きく後手に回った。①田口がインから先に回ったものの、壁なしの展開になり、③清水が鋭いまくり差しを入れた。しかし、③清水の2Mターンが流れ、その隙を①田口が見逃さずに差し返した。2周1Mも③清水の逆襲を許さずに、首位を守った。デビュー初優勝間近だった③清水は悔しい2着。最内を差し、道中さばいた⑥宇野が3着に入った。
田口は金田幸子、鎌倉涼らを退け、予選をトップ通過した。準優11Rはフライング艇が発生。自らはコンマ00のタッチスタートで残るツキがあった。優勝戦こそ、いったん先行を許したものの、道中は格上らしさを存分に発揮。運と実力で好結果に結びつけた。今年の女子賞金は5位へ浮上。なお、次走は10月16日からの児島キングカップ開設70周年記念に出場する予定。