ピックアップレーサー

BOATRACE DERBY
2022.10.25
〜10.30

関東4939 宮之原輝紀
宮之原輝紀が24歳でSGデビュー!
常滑ボートレースダービーでSG初出場を果たす選手が4人いる。柳生泰二、本多宏和、河合佑樹、宮之原輝紀だ。
なかでも宮之原に注目したい。ダービー出場権争いで見せた勝負駆けは圧巻だった。5月末の時点で選考勝率6.87だったが、そこから選考締切(7月末)までの2カ月間で5節走って4優出3Vをマーク。これで選考勝率7.19まで急上昇し、選出順位52位に滑り込んで大逆転の切符獲得となった。16年5月のデビューから約6年5カ月、24歳の若さでSGの大舞台に立つ。G1デビュー戦(19年蒲郡周年)でいきなり準優出している宮之原だけに、SG初陣でも見せ場をつくるのか注目だ。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST1着率2着率3着率
122.0%430.1369.7%18.6%4.6%
216.4%320.1434.3%37.5%12.5%
318.4%360.1530.5%22.2%30.5%
416.9%320.1543.7%15.6%18.7%
514.3%280.137.1%21.4%25.0%
611.7%230.148.7%13.0%13.0%
東海4337 平本真之
ダービー連覇を狙う平本真之!
常滑でSGボートレースダービーが開催されるのは14年以来で8年ぶり4回目。地元の愛知支部からは池田浩二、赤岩善生、平本真之、本多宏和、磯部誠の5人が出場権を手にした。
このなかで特に注目を集めるのは平本だろう。昨年平和島で行われたダービーで優勝。予選を4位で通過し、準優で2コース差しを決めると、予選上位3人がいずれも準優で敗れる波乱が起こってポールポジションを獲得。そしてこのチャンスを生かして優勝戦でイン逃げを決め、SG3回目の優勝を飾った。今年はタイトル防衛戦だ。ダービー連覇はこれまで87・88年の今村豊ただ1人。平本が史上2人目の偉業に挑む。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST1着率2着率3着率
121.3%480.1366.6%22.9%4.1%
214.2%320.1425.0%15.6%12.5%
314.2%310.139.6%25.8%22.5%
418.6%400.1317.5%30.0%12.5%
519.5%430.1411.6%25.5%6.9%
612.0%270.143.7%7.4%37.0%
近畿4042 丸岡正典
丸岡正典が久々のダービー参戦!
丸岡正典はボートレースダービー優勝2回の実績。08年の丸亀大会で瓜生正義との記憶に残る大バトルを制してSG初Vを飾ると、その4年後の12年福岡大会では2コース差しを決めて再び頂点に立った。自身2回のSG制覇はいずれもダービー。秋を得意にしている印象だ。
そんな丸岡が久々にダービーに帰ってくる。選考勝率7.26をマークして選出順位41位に入り、13年以来となる9年ぶりのダービー出場権をつかんだ。今年の丸岡は7月の尼崎SGオーシャンカップで優出5着に入るなどリズム上々。好相性のダービーで暴れ回りそうな気配十分だ。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST1着率2着率3着率
122.3%580.1481.0%8.6%3.4%
213.6%360.1525.0%36.1%19.4%
317.8%460.1621.7%43.4%15.2%
417.0%430.1616.2%20.9%16.2%
515.9%420.1614.2%9.5%30.9%
613.2%350.172.8%5.7%28.5%
四国4459 片岡雅裕
片岡雅裕がSG連覇をめざす!
片岡雅裕は8月の浜名湖SGボートレースメモリアルで優勝。2艇フライングが発生する大波乱の優勝戦となったが、6コースから最内を差して抜け出し、緑のカポックでSG初Vのゴールを駆け抜けた。36歳でSGタイトルホルダーの仲間入りを果たして涙を流したのが印象深い。
この優勝によって片岡は直近SG覇者としてボートレースダービーの切符を獲得。ダービー初出場を果たす。片岡は7月の尼崎SGオーシャンカップでも優出6着に入っており、ダービーはSG3節連続優出とSG2節連続Vをめざす戦いに。常滑は通算4優出1Vと相性上々の水面なだけに楽しみだ。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST1着率2着率3着率
120.8%580.1379.3%12.0%3.4%
216.5%460.1126.0%34.7%4.3%
315.4%430.1416.2%25.5%16.2%
416.9%470.1127.6%21.2%27.6%
517.2%480.1114.5%18.7%18.7%
612.9%360.145.5%19.4%11.1%
中国3737 上平真二
F2の上平真二がGPへ勝負駆け!
上平真二は9月の若松戦で痛恨のフライング。今期F2となってしまった。今年の上平は4月の三国PG1マスターズチャンピオンで記念初Vを飾り、6月の唐津SGグランドチャンピオンで優出2着に入るなど大活躍を見せ、グランプリ初出場への期待も高まっていたが、思わぬ勇み足で窮地に立たされることになった。
上平は現在賞金ランキング21位(10月9日時点)。しかしSGチャレンジカップはF休みで欠場することが決まっており、グランプリ出場をめざすには常滑ボートレースダービーで結果を残す必要がある。F2持ちの苦しい状況でどんな走りを見せるのか注目だ。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST1着率2着率3着率
121.4%550.1665.4%10.9%12.7%
216.7%430.1734.8%32.5%18.6%
317.1%440.1729.5%25.0%27.2%
420.6%530.1815.0%43.4%13.2%
512.8%330.199.0%9.0%33.3%
611.2%290.210.0%6.9%41.3%
九州4566 塩田北斗
SG初1着をめざす塩田北斗!
塩田北斗が近況好調だ。今期14節走って9優出5V(10月9日時点)という怒涛(どとう)の優勝ラッシュ。今期勝率7.49は自己ベストを上回るペースだ。今期1コース1着率89%という鉄壁のイン戦を武器に好成績をマークしている。
塩田のSG出場は2回目。初出場だった20年の平和島SGグランプリシリーズでは6・6・4・5・5・5・5着という惨敗に終わっており、まずは今度こそSG初1着の水神祭を飾りたいところだ。常滑では19年にG3企業杯で優勝し、今年6月にも一般戦で優勝したばかりとあって水面相性に不安なし。常滑ボートレースダービーでV争いの台風の目となっても不思議ではないだろう。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST1着率2着率3着率
126.5%780.1582.0%7.6%8.9%
213.2%390.1425.6%56.4%7.6%
319.0%560.1639.2%16.0%17.8%
418.3%540.1624.0%35.1%11.1%
517.3%510.157.8%21.5%25.4%
65.4%160.156.2%18.7%25.0%