ピックアップレーサー

THE GRAND PRIX SERIES
2022.12.13
〜12.18

関東4297 山田哲也
大村周年覇者の山田哲也!
山田哲也は今年1月に大村周年で優勝。11年の新鋭王座決定戦以来、実に約11年ぶりとなる2回目のG1制覇を果たした。山田はその後も4月の大村一般戦で優出2着、6月の大村一般戦でも優出2着と当地で好走を連発。大村グランプリシリーズでもどんな走りを見せるのか注目だ。
山田はこれまでSGに17回出場しているが、優出は12年の福岡ボートレースダービー(優出5着)の1回だけ。実は準優出もその1回しかない。トップクラスのスタート力を誇る山田がなかなかSGで結果を残せないのは不思議だ。今年10月に40歳の大台を迎えただけに、不惑の走りでSGタイトルをめざしたい。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST1着率2着率3着率
120.1%530.1375.4%15.0%1.8%
216.7%440.1120.4%36.3%11.3%
316.7%440.1131.8%20.4%20.4%
417.1%450.1015.5%22.2%22.2%
516.3%430.1113.9%13.9%20.9%
612.9%340.102.9%11.7%8.8%
東海4337 平本真之
平本真之が8年ぶりの奪還へ!
平本真之は11月のSGチャレンジカップで無念の優出6着。賞金ランキング30位でこの大会を迎え、優出を果たした底力は見事だったが、優勝戦では4カドからまくりを狙うも他艇と接触して大きくバランスを崩すアクシデント。グランプリ勝負駆けに失敗し、賞金ランキング23位で4年ぶりにベスト18入りを逃した。
気持ちを切り替えてグランプリシリーズに臨みたいところ。平本はまだ今年0V(11月29日時点)なだけに、ここで一発逆転のSGボートレースクラシック出場権を狙いたい。平本にとってグランプリシリーズは14年にSG初Vを飾った大会。8年ぶりの奪還をめざす。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST1着率2着率3着率
121.1%490.1361.2%30.6%4.0%
213.3%310.1425.8%12.9%12.9%
315.0%340.1311.7%26.4%20.5%
418.9%420.1414.2%23.8%19.0%
518.5%420.1411.9%19.0%9.5%
612.9%300.143.3%3.3%40.0%
近畿4013 中島孝平
昨年の雪辱を期す中島孝平!
グランプリまであと一歩だった。中島孝平は11月26日時点で賞金ランキング18位にいたが、SGチャレンジカップ最終日の11月27日に深谷知博と篠崎仁志に抜かれて賞金ランキング20位に転落。目の前にあったグランプリ切符をつかみ損ねた。中島は昨年も賞金ランキング19位の次点に終わっており、2年連続での無念となった。
残念ながらグランプリシリーズ回りとなっただけに、めざすは昨年の雪辱だ。中島は昨年のグランプリシリーズで優勝戦1号艇に乗ったが、新田雄史の3コースまくり差しに屈してイン戦2着に終わっている。今年は頂点に立って一年を締めくくりたい。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST1着率2着率3着率
121.4%640.1276.5%12.5%3.1%
215.7%470.1412.7%44.6%17.0%
316.7%500.1414.0%34.0%24.0%
415.4%460.1315.2%21.7%23.9%
515.7%470.134.2%23.4%14.8%
614.7%440.142.2%11.3%22.7%
四国4685 島村隆幸
徳島期待の島村隆幸がSG初参戦!
島村隆幸は今年ここまで17優出4V(11月29日時点)をマークする大活躍。7月にG2芦屋MB大賞(優出4着)とG2江戸川MB大賞(優出4着)で立て続けに優出するなど好走が光った。これで賞金ランキング68位に入り、グランプリシリーズの出場権を獲得。待望のSG初参戦を果たす。
島村はデビュー4期目にA2級初昇格、7期目にA1級初昇格と早くから頭角を現した逸材。しかしG1通算2優出0Vと記念戦線でなかなか結果が出ず、これまで109期では丸野一樹や永井彪也、大上卓人らの後塵を拝す格好となっていた。とはいえ現在6期連続で勝率7点台と底力は十分。SG初出場をきっかけに大ブレイク必至か。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST1着率2着率3着率
122.2%580.1274.1%15.5%3.4%
218.3%480.1239.5%20.8%16.6%
313.4%340.1329.4%23.5%14.7%
416.4%430.1313.9%27.9%25.5%
516.4%420.1121.4%16.6%14.2%
613.0%340.1114.7%8.8%35.2%
中国3942 寺田祥
寺田祥らがグラチャンをめざす!
グランプリシリーズには山口支部から4人が登場。寺田祥、谷村一哉、原田篤志、大峯豊が気合入りで参戦する。というのも来年6月のSGグランドチャンピオンが徳山での開催に決定。すでに白井英治の選出除外が決まってしまい、徳山SGに地元勢がゼロになる危機を迎えている。
寺田はグラチャン選考ポイントが現在82点で49位とギリギリで出場圏内。もう少しポイントを上積みしておきたいだけにグランプリシリーズは重要な一戦だ。原田は現在26点、谷村と大峯は現在0点で、選考ポイントではボーダー突破が難しい状況。グランプリシリーズで優出して一発逆転のグラチャン切符獲得をめざす。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST1着率2着率3着率
122.9%550.1772.7%12.7%1.8%
217.5%420.1719.0%33.3%9.5%
315.8%380.167.8%34.2%21.0%
417.0%410.1414.6%36.5%7.3%
515.0%360.1313.8%19.4%16.6%
611.6%280.160.0%21.4%10.7%
九州4932 新開航
今年10Vの新開航がSG初登場!
今年最も飛躍した選手といえば新開航の名が挙がるだろう。今年ここまで16優出10V(11月29日時点)という快進撃。1月戸田、2月尼崎、3月平和島、4月唐津、5月児島、6月若松、7月芦屋、9月鳴門、10月唐津、10月若松とほぼ毎月のように優勝をマーク。7月には芦屋MB大賞でG2以上の初優出初Vも記録した。昨年終了時点で通算4Vだった新開が、ここまで大化けすると予想した人は少なかっただろう。
この活躍で賞金ランキング45位に入ってグランプリシリーズの出場権を獲得。SGデビューを果たす。今年イン1着率93%という驚異の鉄壁ぶりを誇るだけに、SG初陣で大暴れしても不思議ではないだろう。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST1着率2着率3着率
125.7%810.1388.8%7.4%3.7%
216.8%520.1434.6%26.9%13.4%
313.9%440.1431.8%25.0%25.0%
414.6%460.1521.7%28.2%21.7%
517.1%540.1416.6%27.7%18.5%
611.7%370.168.1%24.3%18.9%