ピックアップレーサー

九州地区選手権
2022.02.06
〜02.11

九州4497 桑原悠
地元SGへ勝負駆けの桑原悠!
2月に全国6地区で行われるG1地区選手権は、SGボートレースクラシックの最終選考レース。優勝者に優先出場権が与えられる。今年のクラシックは3月16日から大村で開催。地元となる長崎支部勢は是が非でも出場したいところだろう。
九州地区選には長崎勢から原田幸哉、山口裕二、赤坂俊輔、下條雄太郎、桑原悠が参戦する。このなかでクラシック出場権をすでに持っているのは原田と赤坂の2人。残りの3人は地区選でラストチャンスにかける。なかでも注目したいのは桑原だ。19年と20年に九州地区選を2連覇した実績。21年も優出4着に入っており地区選は3年連続優出中と相性抜群だ。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST1着率2着率3着率
124.5%650.1275.3%12.3%1.5%
215.4%410.1229.2%29.2%19.5%
316.9%450.1215.5%31.1%17.7%
415.4%410.1324.3%26.8%14.6%
513.2%350.128.5%28.5%17.1%
614.3%380.152.6%15.7%23.6%
九州4504 前田将太
福岡周年覇者の前田将太!
前田将太は昨年6月に行われた福岡周年で優勝。2・3・1・1・3・1・1・1着のオール3連対で頂点に立ち、G1優出13回目でついにG1初タイトルを手にした。前田が福岡を走るのはそのとき以来で約8カ月ぶり。再び大暴れを見せて当地連続Vを飾るのか注目だ。
近況の前田は絶好調ムード。昨年12月の徳山一般戦と今年1月の若松一般戦で年またぎの2節連続Vをマークするなど勢いに乗っている。これまで地区選での優出は意外にもまだ1回(17年福岡大会で優出3着)しかないだけに、今年はV争いをにぎわせて九州チャンプの仲間入りを果たしたいところだ。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST1着率2着率3着率
123.5%650.1578.4%9.2%1.5%
213.7%380.1723.6%28.9%23.6%
317.7%490.1536.7%28.5%18.3%
418.8%510.1417.6%39.2%11.7%
510.1%280.1314.2%21.4%21.4%
615.9%440.152.2%18.1%29.5%
九州4736 高倉和士
福岡31走連続3連対中の高倉和士!
高倉和士は昨年福岡を3節走って3優出1Vの活躍を見せた。2月の一般戦では節間オール3連対で優出3着に入り、6月の一般戦でも節間オール3連対で優出3着。そして9月のルーキーシリーズでは優勝戦で4コースまくり差しを決めて節間オール3連対Vを飾り、待望の福岡初Vを手にした。福岡水面では現在31走連続3連対中だ。
近況の高倉は1月の尼崎周年で自身2回目のG1優出を果たすなどリズム上々。記念戦線で存在感を増してきているだけに、そろそろ大きなタイトルをつかんでも不思議ではないだろう。好相性の福岡で開催される地区選でG1初Vのチャンスがくるかもしれない。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST1着率2着率3着率
125.5%730.1568.4%19.1%8.2%
214.3%410.1431.7%34.1%19.5%
317.4%500.1420.0%38.0%18.0%
418.5%530.1316.9%32.0%30.1%
514.3%410.1614.6%29.2%34.1%
69.7%280.160.0%10.7%35.7%
九州4773 中川りな
混合戦得意の中川りなに注目!
九州地区選には女子レーサーから小野生奈、渡邉優美、中川りなの3人参戦する。なかでも楽しみなのは中川だ。前期勝率6.22でA1級初昇格。G1出場は昨年のレディースチャンピオンとヤングダービーに続いてこれが3回目になる。
中川はデビュー通算15優出(2V)をマークしているが、その3分の1にあたる5優出を男女混合レースで記録。デビュー初優出を17年12月の丸亀一般戦で飾ったのをはじめ、19年7月の芦屋一般戦では松井繁や江口晃生らとV争いを演じて優出3着、20年10月の福岡一般戦では上野真之介・山田康二・白石健に次ぐ優出4着に入るなど男子レーサーとの戦いを苦にしない。地区選初出場で見せ場をつくるのか。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST1着率2着率3着率
121.5%670.1755.2%16.4%13.4%
215.4%470.1819.1%42.5%12.7%
317.3%540.1718.5%22.2%20.3%
417.6%530.195.6%26.4%28.3%
514.4%450.184.4%13.3%20.0%
613.5%420.192.3%7.1%14.2%
九州4892 柴田直哉
飛び級の柴田直哉がG1初参戦!
九州地区選ではG1デビューを飾る選手が2人いる。福岡117期の柴田直哉と福岡122期の中亮太だ。柴田は前期勝率6.29の活躍を見せてB1からA1へ飛び級昇格。勢いに乗っている新星がG1初陣でどんな走りを見せるのか楽しみだ。中はまだA1経験こそないものの、前期勝率6.59(出走回数不足のためA2級)をマークした注目株。1月に2節連続フライングを切ってF2持ちとなったのが残念だが、24歳でのG1初出場は大きな経験となりそうだ。
また福岡104期の小林文彦は2回目のG1参戦。16年ヤングダービーでG1初出場したが初日1走(3着)だけして負傷帰郷しており、今度こそG1初1着を狙いたい。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST1着率2着率3着率
112.5%280.1550.0%10.7%17.8%
216.1%360.1616.6%33.3%8.3%
319.7%440.1613.6%22.7%31.8%
417.0%380.1913.1%23.6%21.0%
518.3%410.179.7%14.6%26.8%
616.1%360.192.7%5.5%16.6%