ヴィーナスシリーズ第5戦

2023.06.05
〜06.10

レース回顧

後藤美翼がSG優勝機を相棒に約8年ぶりV

猛烈パワーを支えに勝機をつかんだ。後藤美翼が3コースまくりを決めて15年7月の平和島ヴィーナスシリーズ戦以来、約8年ぶり、通算2回目の優勝を飾った。
最終日はホーム向かい風がやや強まり、優勝戦は4メートルで行われた。枠なりの3対3から④原らダッシュ勢が好スタートを踏み込んだ。初優勝を狙う④原は、すかさず攻めに出たが、③後藤が力強く伸び返し、舟を合わせながら先まくり。まくり差した④原、⑤細川の両者は、もつれて後退し、③後藤が先頭へ抜け出した。最内を差した⑥今井美亜が2着、③廣中が3着に入った。
SGオールスター直後のシリーズ。石野貴之が優勝した注目の14号機は後藤の手に渡った。予選上位は今井裕梨、鎌倉涼、廣中智紗衣だったが、後藤も随所で強烈パワーを発揮しつつ、8位で通過。準優11Rは鎌倉涼、小野生奈の強豪相手に3コースまくりを届かせた。優勝戦は3号艇。しかも前回優勝が3号艇と験のいい枠番から再び最高の結果に結びつけた。今年の女子賞金は32位へ浮上。なお、次走は6月20日からの下関男女混合シリーズに出場する予定。