ヴィーナスシリーズ第19戦

2023.01.22
〜01.27

レース回顧

守屋美穂が2コース差しで今年初優勝

力強く勝機をたぐり寄せた。守屋美穂が2コースから的確に差し、昨年11月の児島オールレディース戦以来、通算28回目を飾った。宮島では初の優勝となった。
最終日は12Rのみ雪。ホーム向かい風も徐々に強まる中、優勝戦が行われた。枠なりの3対3から内枠両者が快スタートを踏み込んだ。特にコンマ07のトップタイミングを決めた②守屋が、①寺田を揺さぶり、ターンマーク際に鋭い差しをねじ込んだ。①寺田の2M差し返しは届かず、2着に敗れた。1Mも2Mも外を回った④長嶋が3着に入った。
予選トップは寺田千恵、守屋美穂の岡山勢が争い、寺田に軍配が上がった。寺田はパワーもトップクラスに仕上げたものの、最終日は天気や風が急に変化。スタートから難解な水面状況となる中、守屋が巧みに対応しつつ、展開の隙を逃さなかった。なお、守屋の次走は2月5日から地元児島で行われるG1中国地区選手権に出場する予定。