ピックアップレーサー

関東地区選手権
2023.02.10
〜02.15

関東4075 中野次郎
昨年の雪辱を期す中野次郎!
昨年桐生で行われた関東地区選手権は大波乱の結末だった。優勝戦1号艇の中野次郎がインからプラス04のフライングに散り、6号艇の今泉友吾が6コースから混戦を制してG1初V。気温0℃のナイター水面でよもやのドラマが起こった。
あれから1年、中野にとっては雪辱を期す地区選だ。今度こそ頂点に立って07年以来となる関東チャンプの座を手にしたい。中野は江戸川でG1・G2通算4優出の実績があり、11年に江戸川での関東地区選で優出4着に入った経験もある。水面攻略に不安はないだろう。優勝すれば平和島SGボートレースクラシックの出場権も手に入るだけに気合入りの一節になる。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST1着率2着率3着率
122.4%550.1267.2%20.0%3.6%
214.6%360.1333.3%38.8%11.1%
315.1%370.1410.8%29.7%32.4%
415.9%390.1525.6%30.7%15.3%
516.3%400.1510.0%20.0%30.0%
615.5%380.165.2%13.1%44.7%
関東4266 長田頼宗
1月の雪辱を期す長田頼宗!
江戸川では1月末に周年記念が行われたばかり。2カ月連続のG1開催になる。その1月の江戸川周年で悔しい思いをしたのが長田頼宗だ。予選を4・2・2・1・1・1着でトップ通過し、準優でイン逃げを決めてポールポジションを手にしたが、優勝戦1号艇でまくりを浴びて痛恨のイン戦6着。18年の平和島周年以来となる約5年ぶりのG1制覇は夢と散った。
あれからわずか10日で再び巡ってくる江戸川G1。雪辱の思いに燃えているはずだ。近況の長田は1月の福岡戦で優勝するなどリズム上々。勢いは十分なだけに地区選でも楽しみな存在だ。昨年の関東地区選で優出5着に入っている長田が、今年は自身初の関東チャンプ奪取をめざす。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST1着率2着率3着率
121.9%610.1283.6%8.2%0.0%
216.9%470.1510.6%25.5%21.2%
317.2%480.1520.8%35.4%25.0%
417.6%490.176.1%24.4%24.4%
515.4%430.1720.9%16.2%16.2%
610.7%300.166.6%10.0%20.0%
関東4305 金子拓矢
金子拓矢が江戸川での地区選連覇へ!
金子拓矢は18年に江戸川で行われた関東地区選の覇者。それまで江戸川は10節走って優出ゼロと当地相性いまひとつだった金子が、1・2・3・1・1・2・1・1着の快走を演じてあれよあれよと頂点へ駆け上がり、G1初Vを手にしたのが記憶に新しい。優勝戦でインからコンマ01の弾丸ショットを決めて逃げ切ったシーンが印象的だった。
金子の江戸川参戦はあのとき以来で約5年ぶりと久々。江戸川開催の地区選連覇をめざして再び大暴れを見せるのか注目だ。昨年12月に桐生戦と多摩川戦で連続Vを飾るなど近況好リズムなだけに目が離せない。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST1着率2着率3着率
122.0%490.1371.4%12.2%2.0%
215.7%350.1417.1%48.5%14.2%
318.0%400.1517.5%17.5%32.5%
419.3%430.1525.5%30.2%11.6%
514.8%330.1315.1%15.1%24.2%
69.9%220.130.0%13.6%18.1%
関東3716 石渡鉄兵
江戸川73優出22Vの石渡鉄兵!
地区選はSGボートレースクラシックの最終選考レース。関東地区勢ですでに出場権を保持しているのは、群馬の久田敏之、毒島誠、土屋智則、関浩哉、椎名豊、埼玉の濱崎直矢、桐生順平、東京の山田哲也だ。平和島開催となるクラシックに地元東京支部から出場するのが1人だけという寂しい現状。地区選優勝で切符を手にする選手が現れてほしいところだ。
とりわけ期待が高まるのは石渡鉄兵だろう。江戸川通算73優出22Vというケタ違いの実績。近況も1月の江戸川正月レースでオール2連対V、1月の江戸川周年で優出2着とさすがの走りを連発している。14年以来となる2回目の地区選Vを果たして平和島クラシックへ向かいたい。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST1着率2着率3着率
124.2%630.1361.9%22.2%12.7%
215.0%390.1333.3%25.6%12.8%
315.0%390.1446.1%17.9%15.3%
415.3%400.1235.0%15.0%10.0%
516.1%420.1323.8%19.0%21.4%
614.2%370.148.1%21.6%16.2%
関東4644 山田亮太
遅咲きの花咲かせる山田亮太!
東京108期の山田亮太は前期勝率6.25をマークしてA1級初昇格。かつてバイクレーサーとして全日本ロードレース選手権などで活躍し、32歳でボートレーサーに転身した山田は、デビューから6期連続でB2級にとどまるなど苦しい新人時代を過ごしていたが、地道な努力で成績を上げ、ついに43歳でA1級まで上り詰めてきた。
そして1月の江戸川周年でG1デビューを果たし、予選31位で準優出こそ逃したが、3日目にイン逃げでG1初1着をマーク。大きな一歩を踏み出した。2回目のG1参戦となる地区選ではどんな走りを見せてくれるのか楽しみなところ。江戸川は優出7回と好実績なだけに期待十分だ。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST1着率2着率3着率
118.0%440.1565.9%18.1%4.5%
216.0%400.1530.0%32.5%10.0%
317.2%430.1713.9%23.2%37.2%
415.2%380.1515.7%13.1%15.7%
516.8%410.1512.2%12.2%21.9%
616.8%420.149.5%14.2%16.6%
関東4845 前田紗希
江戸川巧者の前田紗希に注目!
関東地区選には女子レーサーが6人参戦。今井裕梨、櫻本あゆみ、浜田亜理沙、藤原菜希、倉持莉々、前田紗希だ。このうち今井、藤原、倉持、前田は地区選初出場になる。
なかでも注目したいのは前田だ。江戸川は過去4節走って3優出1Vと相性抜群。19年の江戸川一般戦でデビュー初優出を飾り、昨年5月の江戸川ヴィーナスシリーズでデビュー初Vをマーク。昨年9月の江戸川オールレディースでも優出4着に入っており当地3節連続優出中だ。前田は昨年のヤングダービーでG1初出場を果たしたが、節間0勝の悔しい結果に終わっている。2回目のG1参戦で今度こそG1初1着なるか。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST1着率2着率3着率
118.4%360.1536.1%33.3%16.6%
212.3%240.1416.6%20.8%16.6%
319.4%380.1615.7%21.0%23.6%
417.9%350.155.7%17.1%34.2%
515.9%310.166.4%25.8%19.3%
615.9%310.183.2%6.4%16.1%