復調傾向の宇野弥生が地元で鋭く攻める

やっと復調の流れに乗ってきた。1日現在、審査中の2019年前期適用勝率は6.13。地力を考えれば、本調子には及ばないものの、5期ぶりにA1級復帰ペースを保っている。
代名詞はキレ味鋭いスタート力。これを武器に12年7月にG2MB大賞を制した実績を持つ。ただし、近年はややちぐはぐなレースが目立ち、それに付随して勝率は伸び悩んだ。近況はそのネックが解消しつつあり、大敗が減り、勝率を徐々に盛り返してきた。今期は6月のびわこヴィーナスシリーズで2年5カ月ぶりの優勝を飾った。8月の桐生レディースチャンピオンでも優出（6着）し、存在感を見せた。
常滑はデビュー地。13年7月には優勝を飾り、走り慣れた強みは存分にある。さらに復調傾向の今なら地元で持ち前の攻撃力が発揮できる。