蒲郡巧者の藤崎小百合がリズムを立て直す

ここが踏ん張りどころ。藤崎が年末のクイーンズクライマックス出場へ重要なシリーズを迎える。
今年は3月から6月に優出ラッシュ。この間、3回の優勝を飾り、女子賞金ランキングでも上位にいた。しかし、夏場に入り、リズムが下降。8月の尼崎オールレディースでは痛恨のフライングを切った。9月14日現在の賞金ランキングも8位まで後退した。
それでも、蒲郡相性は格上や地元勢にも全く引けは取らない。14年1月以降の蒲郡最近5年間データがそれを裏付ける。勝率7.55は、長嶋万記の7.74に次ぐ僅差の2位。優出数5回は細川裕子と並びトップタイ。さらに今年3月のオールレディースVと抜群の安定感を誇る。この後はフライング休みを控えるだけに、験のいい水面で悪い流れを食い止め、賞金加算につなげたい。