ヴィーナスシリーズ第24戦

2023.03.26
〜03.31

レース回顧

田口節子が勝運を逃さず地元6度目V

巡ってきたチャンスを巧みにものにした。1号艇の田口節子が、インから踏ん張って逃げ、大会連覇を果たした昨年12月のプレミアムG1クイーンズクライマックス（住之江）以来、通算69回目の優勝を飾った。
進入は枠なりの3対3。スタートは、全員がコンマ11から17に収まった。①田口はやや伸びられながらもイン先マイ。万全な機力ではない中、スピード、先手の利で押し切った。まくり差しを狙った③寺田が2着に入り、岡山支部のワンツー決着。3着は④孫崎、③金田で競り、パワーに勝る④孫崎が粘り込んだ。
田口が苦しみながらも児島6回目優勝にたどり着いた。今節は初日から勝ち星が挙がらず、初勝利は6走目までずれ込んだ。それでも大崩れはせずに立ち回り、予選を2位通過。準優11Rを逃げ切った。予選トップの土屋南も準優12Rを逃げたが、不良航法で賞典除外。田口に絶好枠が巡り、その勝機を逃さなかった。今年の女子賞金は8位へ浮上した。なお、次走は4月12日からのG2大村モーターボート誕生祭に出場する予定。