ヴィーナスシリーズ第14戦

2023.10.22
〜10.27

レース回顧

田口節子が準完全V!　女子賞金8位へ浮上

窮地を巧みにしのいだ。田口節子がインからぎりぎり逃げ、11戦10勝、2着1回の準完全優勝を決めた。前節の大村ヴィーナスシリーズ戦に続く2節連続、今年は3回目、通算71回目の優勝を飾った。徳山は3回目の優勝になった。
最終日はホーム横風が強まり、風速7メートルで優勝戦が行われた。⑤佐々木、④塩崎が好スタート。①田口もコンマ16の3番手スタートを踏み込んだ。ただし、②細川がやや後手に回った上に、③魚谷が強気なツケマイを仕かけた。①田口には一瞬、危うい展開になりかけたものの、冷静に受け止めた。1周2Mでも迫る③魚谷を辛うじて振り切った。③魚谷は惜しくも2着。展開を突いた④塩崎が3着に入った。デビュー初優出だった⑥松本は4着だったが、今節の健闘は光った。
田口は初日から白星を量産。3日目10Rに不良航法の10点減点はあったが、予選を8戦7勝、2着1回で乗り切り、予選をトップ通過した。勝負どころでも要所を押さえ、準完全優勝へつなげた。今年の女子賞金ランクは、2つ上げて8位へ浮上した。なお、次走は11月3日からの三国ヴィーナスシリーズ戦に出場する予定。