オールレディース

2025.05.01
〜05.06

レース回顧

イン速攻！　西橋奈未が1年2カ月ぶりV

力強く押し切った。西橋奈未がインからミスなく逃げ、24年3月の三国戦以来、1年2カ月ぶり、通算7回目の優勝を飾った。びわこは初優勝になった。
最終日は1Rから12Rまで安定板を使用。8Rまで周回短縮だったが、9R以降は通常の3周戦で行われた。優勝戦は枠なりの3対3からスロー勢が、0台スタートを踏み込んだ。①西橋はコンマ05のトップ。1周1Mを丁寧に回り、②遠藤の差しを封じた。②遠藤が2着。攻めた④細川が3着に入った。
西橋は初日9Rから怒濤（どとう）の5連勝。4日目の白星を合わせて予選で6勝をマークした。予選トップで迎えた準優12Rはインから快勝。優勝戦もライバル勢に隙を与えなかった。シリーズを通し、風、うねり、安定板使用など、一筋縄にはいかない難水面を的確に乗りこなした。今年3月の落水で頭部などにけがを負ったが、4月の宮島周年に出場。負傷後3節目に、優勝までつかみ取った。今年の女子賞金は16位へ浮上。なお、次走はファン投票2位で選ばれた5月13日からのG2常滑レディースオールスターに出場する予定。