オールレディース

2025.07.13
〜07.18

レース回顧

2コース強襲！　竹井奈美が約4年ぶりV

鮮やかなに攻め切った。竹井奈美が2コースからの強烈なツケマイで抜け出し、21年6月の江戸川オールレディース戦以来、4年1カ月ぶり、通算10回目の優勝を飾った。福岡は16年6月のデビュー初優勝以来、2回目のVとなった。
最終日は雨。右横風3メートルで優勝戦が行われた。枠なりの3対3から早いスタート合戦になる中、コンマ11と最も遅かった②竹井が、2コースから迷わずに攻め技を選択。これが見事にはまり、①米丸を引き波に入れた。差した③土屋が追走も、道中握って追い上げた①米丸が2着。③土屋が3着に入った。デビュー初優出の⑤神里は痛恨のフライングとなった。
大会連覇を狙う深川が予選トップ。多くのヤング勢も活躍する興味深いシリーズになった。今年4月に実戦復帰したばかりの竹井は予選を3位で通過し、準優10Rは1周2Mの逆転勝ち。優勝戦は周囲に先行される隊形になりながらも持ち前の積極策が功を奏した。まだ復帰7節ながらも今年の女子賞金は95位まで浮上。なお、次走は7月31日からの尼崎オールレディース戦に出場する予定。