近況充実！　賞金アップへ、さらに加速
小野らしい力強い優勝だった。8月の徳山ヴィーナスシリーズ戦。抜群の安定感を誇る1号艇の田口節子に対し、小野は2号艇から自力のまくり勝負を選択。相手の実力を知るからこそ、強気で大胆な戦法を選び、見事に今年2回目の優勝につなげた。
5月1日からの審査中勝率は7.60。2019年後期にマークした自己ベストの7.74に迫る勢いになってきた。しかも、この間、9節走って優出6回。予選の安定感、準優勝戦、優勝戦での勝負勘など、あらゆる面で本来の強さ、すごみが出てきた。若松は今年2節出走し、どちらも優出（2回とも5着）。17年、18年に優勝の実績もあり、水面の不安要素は一切ない。
今年の女子賞金ランクも、13位まで押し上げた。21年福岡大会以来、4年ぶりのクイーンズクライマックス出場へ大きなチャンスを引き寄せつつある。地元で躍動し、賞金争いで、また1歩前進したい。（データは9月4日時点）