復調へ全力！　持ち前のスピードを発揮
櫻本が地元で近況の流れを立て直す。今期は5月の大村ヴィーナスシリーズ（優出5着）、6月の住之江ヴィーナスシリーズ（優出6着）まで勝率6点台だったが、7月からはリズムが下降。大敗が目立ち、審査中の勝率は5点台中盤にとどまる。
ここ最近はとにかくモーター抽選運が芳しくない。できれば引きたくない平凡機が多く、特に7月末の桐生戦は2連対率17.5%、8月の浜名湖レディースチャンピオンは同24.6%とワースト機が続いた。しのぐのがやっとの苦境だった。普通の気配があれば攻撃力は魅力。非力なモーターさえ引かなければ、復調のきっかけはすぐにつかめる。
地元桐生の出走数は多く、コンスタントに準優入り。オールレディース戦は直近5年で、21年、23年に優出もある。先輩から命名された愛称は「日光のスピード狂」。その本領発揮のシリーズとしたい。（データは9月12日時点）