好相性の宮島で毒島誠が暴れ回る！
毒島誠は昨年10月に行われたG1鳴門周年IN宮島で優勝。予選をトップ通過して準優・優勝戦でイン逃げを決める王道の勝ちっぷりを見せ、2･2･1･3･1･1･1･1着のオール3連対Vを飾ったのが記憶に新しい。
毒島の近況宮島での成績は素晴らしい。14年のG2宮島MB大賞では優勝戦1号艇に乗り（結果は4着）、15年のG1宮島周年では優出2着。当地記念最近5節ですべて予選突破し、3優出1Vをマークしている。
現在賞金ランキングは30位（8月24日時点）。好相性の宮島で結果を残して一気にランクアップしたいところだ。

7年ぶりのGP出場を目指す赤岩善生！
赤岩善生は現在賞金ランキング25位（8月24日時点）。G1優出3回、一般戦4Vなどコンスタントな活躍を見せ、7年ぶり3回目のグランプリ出場を狙える位置につけている。
8月24日時点で18位の選手とは約500万円差。逆転可能な差であっても、決して小さくない差でもある。ベスト18圏内へ浮上するには、少なくともSG優出やG1優勝が必要になってくるだろう。
宮島は過去2Vと相性まずまずの水面。昨年10月のG1鳴門周年IN宮島では当地記念初優出を飾ったばかりだ。ここで結果を残してグランプリ出場権争いを優位に進められる展開にもっていきたい。

109期の丸野一樹が実質G1デビュー！
109期の丸野一樹は今期適用勝率6.37でA1級初昇格。5月の三国戦でデビュー初Vを飾るなど、今年6優出1Vと一気に飛躍してきた滋賀の若手注目株だ。
この活躍で記念出場機会を掴み取り、宮島周年で実質的なG1デビューを果たす。今年4月に追加斡旋でG1津周年を2日間だけ走ったことがあるが、6･5･4着という結果だった。まずはG1初白星を目指したい。
実は宮島出場は今節が初めて。当地初出走がG1というちょっと珍しい形になった。いち早く水面の特徴を掴み、持ち前のスタート力を生かせる展開に持ち込みたい。

宮島相性抜群の中越博紀が伏兵に！
四国地区から宮島周年に出場するのは中越博紀、片岡雅裕、近江翔吾の香川勢3人だ。瀬戸内海を渡って宮島に乗り込んでくる。
なかでも注目したいの中越だ。宮島は最近10節で7優出1Vと相性抜群の水面。近況も当地4節連続優出中とドル箱状態だ。ようやく巡ってきた宮島G1初出場のチャンスに気合が入らないはずはないだろう。
近況のリズムもまずまず。7月に平和島戦と大村戦で2節連続Vを飾るなど夏場に入って調子を上げてきた。まだG1での予選突破は新鋭王座と四国地区選でしか記録していないだけに、まずは準優進出が第一目標となってくる宮島周年だ。

辻栄蔵が悲願の宮島周年初Vを狙う！
辻栄蔵にとって地元の宮島周年は手が届きそうで届かないタイトルだ。99年の宮島周年で惜しくも優出2着となったのを皮切り、03年は優出3着、05年は優出2着、08年は優出5着、10年は優出4着、12年は優出4着となぜかあと一歩で栄冠を掴み取れずにいる。広島支部を代表するレーサーの一人でいながら、当地記念タイトルが03年のG1宮島MB大賞のひとつだけというのは不思議なところだ。
今回こその思いは一段と高まっているだろう。今年2月に宮島で行われたG1中国地区選手権で優勝戦1号艇に乗るも5着に敗れた苦い記憶もまだ鮮明に残っている。雪辱の思いも込めて、悲願の宮島周年初Vを狙う。

西山貴浩がG1に帰ってくる！
西山貴浩は13年の宮島周年で優出した実績。準優で強烈な6コースまくり差しを決めて勝ち上がり、優出3着という結果を残している。かねてから宮島は好相性の水面だった。当地通算3Vをマークしており、11年の宮島新鋭リーグでは2着に茅原悠紀、3着に桐生順平を従えてVゴールを駆け抜けたこともある。
西山は今年2月の九州地区選で準優Fを切った影響で、3カ月間のG1出場停止となっていた。その処分が解けてこの宮島周年がG1復帰戦となる。得意の宮島で迎える久々のG1で、思いきり暴れ回りたいところだ。