• 4320峰竜太

    進入コース別成績
    進入
    コース
    進入率出走
    回数
    平均
    ST
    1着率2着率3着率
    124.6%660.1583.3%6.1%4.5%
    218.7%500.1630.0%38.0%18.0%
    314.9%400.1535.0%17.5%25.0%
    417.9%480.1518.8%20.8%29.2%
    512.7%340.1614.7%26.5%35.3%
    611.2%300.156.7%33.3%26.7%
    一言コメント

    日めくりカレンダーのように、笑顔の日と涙の日が交互に押し寄せてくるのが峰竜太のボート人生。今年は7月丸亀オーシャンカップでインから4番スタートながら伸び返し「差されないでくれ」の祈りが通じてSG初優勝。10月末には初の年間獲得賞金1億円を突破した。峰の初月給ともいえる初年度は119万円、そこから100倍近くに成長した。峰のすごさは低調機でも追い上げること。「ありえない」と他選手たちが嘆息していたシーンが印象的。

  • 4168石野貴之

    進入コース別成績
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    平均
    ST
    1着率2着率3着率
    123.5%470.1472.3%8.5%8.5%
    215.0%300.1626.7%16.7%20.0%
    315.0%300.1526.7%13.3%20.0%
    416.5%330.1618.2%33.3%9.1%
    518.5%370.1810.8%10.8%18.9%
    611.5%230.174.3%13.0%26.1%
    一言コメント

    今年もすでに獲得賞金1億円を突破していて、3年連続の1億円超えレーサーとして「石野時代」を築きつつある。昨年はSGを2回勝ち、G1を1個取ったが、今年もそっくり同じ内容。あとは3年連続優出(⑥③②)しているグランプリで頂点に立つのみ。過去3回のグランプリ優勝戦は5枠、2枠、4枠で主導権を握りきれなかった。ターンはもちろん、戦略分析に秀でている石野だけに、トライアル2ndの戦い方に新たな工夫をしてくるに違いない。

  • 4444桐生順平

    進入コース別成績
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    コース
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    回数
    平均
    ST
    1着率2着率3着率
    120.4%510.1276.5%11.8%7.8%
    217.6%440.1413.6%27.3%25.0%
    316.4%410.1519.5%22.0%29.3%
    418.0%450.1315.6%20.0%22.2%
    514.0%350.1317.1%17.1%20.0%
    613.6%340.135.9%17.6%23.5%
    一言コメント

    昭和の時代の加藤峻二元選手以降、埼玉支部ではSGを複数回勝つトップスターがなかなか生まれなかった。そこに現れたのが07年デビューの桐生順平だった。水面が狭く落として回るのが常識の戸田で、桐生の驚異的な全速追い込みは人気絶大だった。そんな彼でも優勝戦は負け続け、初Vは22回目の優勝戦だった。脱皮したその翌年に早くもオールスターに出場。15年と今年、クラシックを制した。冬場が得意。チャレンジカップ優出で季節到来!

  • 3897白井英治

    進入コース別成績
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    平均
    ST
    1着率2着率3着率
    125.2%710.1273.2%16.9%2.8%
    218.1%510.1737.3%29.4%17.6%
    318.8%530.1417.0%35.8%17.0%
    419.1%540.1620.4%33.3%20.4%
    511.7%330.146.1%15.2%24.2%
    67.1%200.195.0%10.0%20.0%
    一言コメント

    身長173cmでありながら体重51kg。10月1日に行われた下関初のナイター周年優勝戦、身長で13cmも違う選手と同じ体重まで絞りに絞った白井英治がインから逃走し、地元の周年初制覇を達成した。意気に感じる白井が地元レース場の新時代開幕に向けての祝砲だった。続く11月の同地チャレンジカップでは初日に新プロペラに交換する不利があったが、グリップ向上で準優4着まで奮戦した。「いかに勝つか、しかもフェアに」を考える白井だ。

  • 3942寺田祥

    進入コース別成績
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    平均
    ST
    1着率2着率3着率
    124.8%690.1673.9%18.8%0.0%
    215.1%420.1514.3%52.4%7.1%
    315.8%440.1531.8%18.2%6.8%
    419.8%550.1621.8%29.1%21.8%
    514.4%400.1620.0%20.0%20.0%
    610.1%280.160.0%25.0%17.9%
    一言コメント

    かつての師匠は、重量級の好ファイターだった栗田浩明元選手。スピードを落とさずに展開を突き抜けるのが寺田祥の真骨頂だ。今年8月の若松メモリアルでは44.8%機を超抜に仕上げ、8戦7勝の準完全VでSG初Vを達成。2着が白井英治で山口同県でのワンツーだった。寺田は03年2月津の向かい風8mの荒水面でFを切って以来、もう14年10カ月もFなし。とはいえ10年前に出場した福岡開催のグランプリでは4521着と果敢な走りだった。破壊力十分。

  • 4024井口佳典

    進入コース別成績
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    平均
    ST
    1着率2着率3着率
    121.5%540.1374.1%9.3%1.9%
    213.5%340.1414.7%35.3%11.8%
    318.7%470.1417.0%25.5%23.4%
    419.5%490.1232.7%26.5%18.4%
    517.5%440.109.1%18.2%20.5%
    69.2%230.124.3%8.7%21.7%
    一言コメント

    津の地区選VとSG3回優出でトライアル2ndからの出場を決めた井口佳典。住之江グランプリには過去6回出場して4回優出のハイアベレージ。08年の第23回大会では松井繁や瓜生正義らを相手にイントップSから豪快ターンで優勝している。かつて三重支部は神様・名人と呼ばれ名誉市民にもなった倉田栄一元選手がいる名門だったが、その後「少数精鋭です」と苦笑交じりに選手自身が言う低迷期に。しかし、井口が機関車となり躍動期を迎えた。

  • 4238毒島誠

    進入コース別成績
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    平均
    ST
    1着率2着率3着率
    124.4%640.1481.3%6.3%3.1%
    216.0%420.1728.6%33.3%19.0%
    317.6%460.1517.4%30.4%17.4%
    415.3%400.1622.5%12.5%7.5%
    514.9%390.1610.3%30.8%15.4%
    611.8%310.143.2%3.2%25.8%
    一言コメント

    直前SGの下関チャレンジカップでは、賞金20位とボーダーライン下からの優勝を決めた毒島誠。12人抜きで賞金7位に浮上し、2年ぶり4回目のグランプリ舞台へ。それにしても下関ではよく快速に仕上げた。2連対率では12番目のモーターを「バックでのひと伸びがある」と自信満々の足に。もともと機の素性は平均展示タイム第3位と良かったのだが、気温や気圧の変動幅が大きかったシリーズで好調整を維持した手腕は高く評価される。

  • 3415松井繁

    進入コース別成績
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    平均
    ST
    1着率2着率3着率
    123.4%640.1468.8%15.6%4.7%
    222.7%620.1617.7%27.4%22.6%
    322.3%610.1523.0%24.6%19.7%
    419.8%540.135.6%16.7%33.3%
    57.0%190.160.0%10.5%15.8%
    64.8%130.170.0%0.0%30.8%
    一言コメント

    5月中旬の時点では賞金20位にいた王者・松井繁、今年はもしかしたら、もしかするのかと思われたが、オールスター優出、10月桐生周年優勝、11月福岡周年優勝と胸突き八丁からのラストスパートがすごかった。チャレンジカップでの優出もれで賞金は結局8位。トライアル1stからの出場となったが、12年連続22回目の出場という経験は日本一。6枠を引くことが多かった枠番抽選も、昨年は2枠を2回と運気上昇。気象への反応もピカイチだ。

  • 4418茅原悠紀

    進入コース別成績
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    平均
    ST
    1着率2着率3着率
    121.8%550.1270.9%14.5%5.5%
    215.9%400.1620.0%27.5%22.5%
    316.7%420.1421.4%23.8%16.7%
    415.9%400.1412.5%20.0%25.0%
    514.7%370.1113.5%18.9%21.6%
    615.1%380.152.6%10.5%31.6%
    一言コメント

    14年に平和島で開催されたグランプリで大外差し、先にまくり差していた菊地孝平を並ぶ間もなく1マークの出口で抜き去り、SG初優勝を達成した。「ターンマークだけを見ていた」というが、急速に進化するモンキーターンを感じさせた。あまりサイドをかけず、ボートは浮いているような状態。どこでエッジを利かせているのか分からないのに鋭く向くので、無重力ターンと呼ばれるようになった。外からでも勝てるかもと思わせるのが魅力。

  • 3960菊地孝平

    進入コース別成績
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    コース
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    回数
    平均
    ST
    1着率2着率3着率
    122.9%640.1076.6%14.1%3.1%
    216.5%460.1113.0%26.1%28.3%
    319.0%530.1320.8%24.5%13.2%
    418.3%510.1017.6%19.6%19.6%
    515.4%430.1111.6%14.0%20.9%
    67.9%220.114.5%0.0%22.7%
    一言コメント

    「今までいろいろな失敗をしてきたから、もうしないように少しずつ自分で直してきました」と若いころから語っていた菊地孝平。走ったレースは必ずVTRを見て、大事な点はメモをしてきた。気象についても詳細な箇所まで観察してきた。そうした積み重ねがカミソリスタートに反映される。尊敬する静岡支部の大先輩・服部幸男のSG通算V4に対し、いつの間にか1つ上回る実績。他選手の誰もが認めるスタート力を、どう生かすかが鍵を握る。

  • 3780魚谷智之

    進入コース別成績
    進入
    コース
    進入率出走
    回数
    平均
    ST
    1着率2着率3着率
    122.4%550.1478.2%7.3%7.3%
    215.9%390.1520.5%43.6%10.3%
    316.3%400.1322.5%15.0%32.5%
    418.7%460.1417.4%28.3%19.6%
    514.2%350.1411.4%25.7%31.4%
    612.6%310.163.2%12.9%32.3%
    一言コメント

    昭和の時代にも兵庫支部には脇辰雄、野口徳三、榊原照彦が「兵庫三銃士」として記念戦線をにぎわせていた。しかし、主役にはなり切れないでいた兵庫支部に転機をもたらしたのが魚谷智之だった。06年の福岡ダービーで松井繁らを破り、2着に吉川元浩で同県ワンツー。兵庫支部としてはなんと46年ぶりのSG制覇だった。07年にはSG連覇までした男が、今年10月の津周年でなんと8年半ぶりのG1優勝。帰ってきた兵庫のエースが時計を戻すか。

  • 3623深川真二

    進入コース別成績
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    回数
    平均
    ST
    1着率2着率3着率
    123.1%610.1668.9%13.1%11.5%
    243.2%1140.1716.7%33.3%22.8%
    322.3%590.1616.9%18.6%33.9%
    411.0%290.176.9%17.2%10.3%
    50.4%10.120.0%0.0%0.0%
    6-%0-%-%-%
    一言コメント

    71期の同期の中で一番若かったのが深川真二で、その次に若かったのが山崎智也だった。一番若くして負けん気が最も強かったのが深川、そして最も器用だったのが山崎だったという。深川の前付けイン戦は先輩・上瀧和則ばり。普通は誰も前付けをしない江戸川で、45m起こしというたぶん史上最深イン戦もやった。当然たたかれたが反骨の男らしかった。10月平和島ダービーでは6枠2コースから差してSG初優勝。25年かけて深川流を実らせた。

  • 3556田中信一郎

    進入コース別成績
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    コース
    進入率出走
    回数
    平均
    ST
    1着率2着率3着率
    125.5%760.1477.6%11.8%5.3%
    215.8%470.1610.6%34.0%23.4%
    321.1%630.1730.2%22.2%12.7%
    417.8%530.1420.8%30.2%15.1%
    512.4%370.1618.9%18.9%32.4%
    67.4%220.169.1%13.6%22.7%
    一言コメント

    SG通算優勝5回のうち3回が住之江で行われたグランプリという強さ。SG初優勝だった01年の大会ではインから逃げ「今節は勝つ気で来ました」と言ってのけた。圧巻だったのは04年の大会。前年の03年もインから優勝していたのだが、この年は優勝戦6枠で大外。それでも4カド上瀧和則のまくりに乗って差し、2周1マークで大逆転の差しで先頭に。今年は一般戦優勝5回、SG優出1回、G1優出4回で賞金13位に食い込んできた。グランプリV4なるか。

  • 3779原田幸哉

    進入コース別成績
    進入
    コース
    進入率出走
    回数
    平均
    ST
    1着率2着率3着率
    127.4%770.1371.4%7.8%1.3%
    217.1%480.1343.8%27.1%10.4%
    321.7%610.1341.0%19.7%11.5%
    417.4%490.1126.5%14.3%16.3%
    57.8%220.1222.7%18.2%13.6%
    68.5%240.110.0%0.0%16.7%
    一言コメント

    父に連れられて小さいころから蒲郡に通い、レーサーになるのが夢だったという。江戸川、浜名湖、尼崎、鳴門、宮島と今なお全国5場のレコードタイムホルダーとして名前を残している。息をせずにタイムアタックを敢行し、数々の夢を実現させてきた男が、今年は4月に長崎支部へ移籍。その、お披露目となった4月大村のダイヤモンドカップで3艇Fがあったとはいえ「地元優勝」を飾った。勝ちだしたら止まらない男だけに序盤が大切だ。

  • 4547中田竜太

    進入コース別成績
    進入
    コース
    進入率出走
    回数
    平均
    ST
    1着率2着率3着率
    121.9%580.1579.3%8.6%6.9%
    215.8%420.1740.5%21.4%2.4%
    315.5%410.1722.0%24.4%12.2%
    416.2%430.1425.6%27.9%18.6%
    515.1%400.1515.0%30.0%22.5%
    615.5%410.147.3%17.1%14.6%
    一言コメント

    今年のG1を2回制覇してグランプリに乗ってきたのは、松井繁、原田幸哉とこの中田竜太の3人だけ。他の選手はG1優勝1回までで、SGの優勝戦で賞金を稼ぐパターンが多かった。中田は4月丸亀周年、9月蒲郡ヤングダービーを制してきた。丸亀ではそれまではパッとしなかったモーターを快速に仕上げ、イン逃げでG1初優勝。ヤングダービーでは全艇0台スタートの白熱スリットの中、「自分を信じて」冷静ターン。グランプリでは挑戦者に徹する。

  • 4030森高一真

    進入コース別成績
    進入
    コース
    進入率出走
    回数
    平均
    ST
    1着率2着率3着率
    121.1%580.1260.3%22.4%8.6%
    217.5%480.1620.8%27.1%14.6%
    318.9%520.1615.4%19.2%28.8%
    414.5%400.1515.0%15.0%22.5%
    514.2%390.1412.8%20.5%15.4%
    613.8%380.175.3%15.8%28.9%
    一言コメント

    SGでは通算503走もしていて、13年津ではチャレンジカップでSG初優勝も達成しているのだが賞金13位までで、グランプリは今回が初出場。今年の主な戦績には3月蒲郡周年でのイン快勝が挙げられるだろうが、SGでの森高は3コースや2コースから迷いの無いスピードまくりをよく決めていた。以前なら流れたかもしれない1マークの隊形から、しっかりサイドを利かせて先頭に立つ。インが人気になり過ぎるようだと、森高の強襲が波乱の目。

  • 4477篠崎仁志

    進入コース別成績
    進入
    コース
    進入率出走
    回数
    平均
    ST
    1着率2着率3着率
    121.9%630.1566.7%15.9%9.5%
    214.6%420.164.8%33.3%11.9%
    317.0%490.1516.3%24.5%22.4%
    416.3%470.1521.3%27.7%21.3%
    516.3%470.1512.8%14.9%21.3%
    613.9%400.1612.5%15.0%22.5%
    一言コメント

    昨年は兄弟そろってグランプリ1stに出場した篠崎仁志。今年も直前SGの下関チャレンジカップまでは兄弟そろっての出場に可能性が残っていたが、兄・元志が下位の33%機を引いて乗れなかった。大軍団の福岡支部勢で昨年は瓜生正義や岡崎恭裕もいたが、今年は仁志1人だけの参戦。福岡代表として、まずは2年連続トライアル2ndへ。

  • 3573前本泰和

    進入コース別成績
    進入
    コース
    進入率出走
    回数
    平均
    ST
    1着率2着率3着率
    126.1%740.1577.0%10.8%5.4%
    223.7%670.1731.3%31.3%11.9%
    324.7%700.1722.9%30.0%21.4%
    414.5%410.199.8%29.3%29.3%
    59.2%260.203.8%11.5%15.4%
    61.8%50.1420.0%20.0%20.0%
    一言コメント

    今年はこの前本泰和を含め、グランプリ初出場組が4人。昨年出場した18人のうち、なんと10人が乗れずに入れ替わっている。もう何年も前から上位メンバーは紙一重と選手自身が語っていたが、それを如実に表している。前本自身は今年一般戦で優勝5回、SGでの優出2回が大きくものをいった。前本は13年住之江のグランプリシリーズでSG初Vを飾っている。あの時は気温の変化を予測しプロペラ調整がズバリ当たった。当たれば速攻が飛び出す。