2019 08.07~08.12
関東3175 渡辺千草
好調の渡辺千草が舟券のカギに!
レディースチャンピオンは今年で33回目を迎える。女王の座を争うこの大会に、2年連続31回目の出場を果たすのが渡辺千草だ。出場31回は山川美由紀と並んで歴代最多タイ。長きにわたって女子トップレベルで走り続けてきたことを示す勲章だ。
渡辺は6月の宮島一般戦と7月の芦屋男女ダブル戦で連続優出をマークするなど近況好調ムード。持ち前の大崩れしない走りが健在で、今年2着43本は女子2位、3着45本は女子1位の数字だ(7月24日時点)。レディースチャンピオンでも舟券のカギになってくる場面が多々あることだろう。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST入着率
119.7%520.16
215.5%410.16
315.9%420.18
420.5%540.15
515.5%410.18
612.9%340.17

東海4183 宇野弥生
地元の宇野弥生がスタートで魅せる!
今年のレディースチャンピオンは蒲郡ナイターで行われる。当地での開催は91年と97年に続いて3回目。ナイター移行後は初めてになる。地元の愛知支部からは谷川里江、大瀧明日香、細川裕子、宇野弥生、水野望美が参戦。楽しみな5人がそろった。
なかでも期待したいのは宇野だ。昨年のレディースチャンピオンで優出6着に入る活躍。出場12回目で待望の初優出を果たしたのが記憶に新しい。今年の宇野は2月の芦屋男女ダブル戦と5月の多摩川男女ダブル戦で優勝するなどリズム上々。地元レディースチャンピオンでも持ち前のスタート力で大暴れするに違いない。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST入着率
119.0%580.14
215.7%480.14
317.3%530.14
419.0%580.13
515.4%470.13
613.7%420.17

近畿4927 関野文
関野文がG1初出場で見せ場を作る!
今年レディースチャンピオン初出場を果たすのは5人。若狭奈美子、藤原菜希、土屋実沙希、大山千広、関野文だ。すでにG1優出歴のある大山をはじめ、今年デビュー初Vを飾った若狭・藤原など勢いのある選手がそろった。
今節、登録番号で最若手となるのは118期の関野だ。厳しい選考争いを勝ち抜き、選出49位に滑り込んで切符をつかんだ。今回がG1初出場となるが、すでに昨年末のクイーンズクライマックスシリーズ戦で優出3着、今年3月のG2レディースオールスターで節間2勝と大きな舞台で結果を残した経験を持つ。持ち味の速攻を武器にG1デビューで派手な活躍を見せそうな気配十分だろう。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST入着率
114.5%330.15
217.2%390.18
317.2%390.18
416.3%370.16
519.4%440.16
615.4%350.15

四国3232 山川美由紀
女王防衛を目指す山川美由紀!
昨年桐生で行われたレディースチャンピオンは山川美由紀が優勝。節間オール3連対で6年ぶりの女王奪還を果たし、歴代単独最多となる大会4Vと、51歳9カ月での大会最年長Vを達成した。
今年はタイトル防衛を目指して蒲郡に乗り込む。今年5優出1V(7月24日時点)と近況リズムはまずまずで、蒲郡は通算9優出1Vと水面相性も上々。真夏の大一番でパワークイーンの真骨頂を見せる準備は整っている。鵜飼菜穂子、谷川里江、田口節子に続く史上4人目のレディースチャンピオン連覇を狙う山川から目が離せない。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST入着率
124.9%660.13
216.2%430.15
317.4%460.13
417.7%470.15
511.7%310.14
612.1%320.15

中国4482 守屋美穂
女子賞金ランク首位快走の守屋美穂!
守屋美穂は7月のG2芦屋モーターボート大賞で優勝。男女混合のG2以上での女子レーサーの優勝は約6年半ぶりという偉業だった。今年の守屋はここまで10優出4Vと絶好調(7月24日時点)。獲得賞金はすでに2500万円を超え、女子賞金ランキング1位を快走している。蒲郡レディースチャンピオンでもV候補筆頭格に名が挙がってくるだろう。
そんな守屋だがレディースチャンピオンは過去6回出場して優出ゼロ。予選突破5回と安定した戦いぶりは見せているが、準優の壁に跳ね返され続けてきた。今年こそ階段をもうひとつ上がり、女王初戴冠を果たす時だ。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST入着率
124.3%710.15
214.4%420.17
318.2%530.17
417.5%510.17
515.1%440.17
610.6%310.20

九州4347 魚谷香織
魚谷香織が3年ぶりに夏の大舞台へ!
魚谷香織は3年ぶり9回目のレディースチャンピオン出場。産休を経て久々に女王戦線へ帰ってきた。レディースチャンピオンは10年下関で優出5着、11年三国で優出6着に入った実績がある大会。舞台が大きければ大きいほど力を発揮するタイプだけに楽しみな存在だ。
魚谷は現在女子賞金ランキング35位(7月24日時点)。2019年前期がB2級で出走回数が少なかったこともあって賞金額は伸び悩んでいる。今年は年末に古巣徳山でクイーンズクライマックスがあるだけに、ベスト12入りを狙える位置まで上がっておきたいところ。レディースチャンピオンで大きな賞金の上積みがほしい。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST入着率
117.6%240.14
217.6%240.18
321.3%290.15
416.2%220.16
512.5%170.13
614.7%200.19