2019 11.10~11.15
関東3622 山崎智也
山崎智也が蒲郡で復調を期す!
山崎智也が苦しんでいる。今年SG・G1を16節走って優出ゼロ(10月30日時点)。準優出も4回だけしかない。賞金ランキングは現在76位という位置。SGチャレンジカップ出場を逃し、グランプリ戦線から早々と脱落してしまった。
もし年間通して記念優出ゼロとなれば96年以来で実に23年ぶり。記念初優出を果たした97年以降では初めてのことになる。蒲郡は16年にSGグランドチャンピオンで優勝するなど記念5優出1Vの実績がある水面。久しぶりに山崎らしい走りが見たいところだ。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST入着率
123.9%590.17
215.8%390.17
316.6%410.18
414.6%360.16
514.6%360.17
614.6%360.16

東海4024 井口佳典
大会2連覇へ突き進む井口佳典!
今年1月に行われた蒲郡周年を制したのは井口佳典だった。予選を2・3・2・4・1・3着の2位で通過した井口は、準優でイン逃げを決めて優出切符を獲得。そして優勝戦に2号艇で登場すると、アッと驚くピット離れでインを奪い取り、トップスタートを決めて逃げ切ってみせた。記憶に残るV奪取劇だった。
井口は蒲郡周年で実に5回の優出歴。08年に優勝、14年に優出2着、15年に優出6着、18年に優出3着、19年に優勝と抜群の強さを誇っている。大会2連覇を狙う井口が今回もV争いのカギを握ってくることは間違いないだろう。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST入着率
124.0%590.15
216.3%400.16
315.0%370.16
417.1%420.15
515.9%390.12
611.8%290.14

近畿4290 稲田浩二
稲田浩二の潜在能力が開花する!
稲田浩二は9月の戸田周年でG1初V。ボートレーサー養成所ではリーグ戦勝率1位に輝き、デビューからわずか4カ月で衝撃的な初優出初Vをマークするなど、早くから将来を嘱望されていた大器が、デビューから約15年の時を経て34歳でついに記念初タイトルをつかみ取った。。
稲田はその翌節の江戸川周年でも優出4着に入るなど、ここにきて一気に大ブレイクを果たしそうな気配。チャレンジカップ出場の順位に入り、これからSG戦線でその潜在能力を爆発させそうな雰囲気もある。蒲郡は12節走って7優出1Vと相性良好なだけに、早々と2つ目のG1タイトルを取っても不思議ではないだろう。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST入着率
123.4%620.13
216.2%430.13
315.1%400.12
415.8%420.12
516.6%440.13
612.5%330.12

四国3788 一宮稔弘
安定した活躍が光る一宮稔弘!
一宮稔弘は今年12優出とコンスタントな活躍。1月の唐津戦と7月の尼崎戦では優勝もマークしている。20年前期適用勝率は6.73で悠々とA1級をキープした。一時はA1級とA2級を行ったり来たりしている時期もあったが、近況は4期連続でA1級と安定した成績を残している。今年10月で48歳を迎えてすっかりベテランの域に入り、記念出場機会も徐々に減ってきているが、その力は衰える気配はない。
蒲郡は最近8節で6優出1Vと相性の良い水面。蒲郡周年でも見せ場を作ってくれそうだ。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST入着率
122.7%580.13
215.7%400.15
316.9%430.14
417.3%440.14
518.4%470.14
69.0%230.13

中国4166 吉田拡郎
吉田拡郎が今年最後のG1に臨む!
吉田拡郎は6月の児島周年で悲願の地元G1初制覇。この時点で賞金ランキング13位につけ、5年ぶり2回目のグランプリ出場へ視界良好だった。しかしリズム上々で迎えた8月のSGボートレースメモリアルで事態は一転。痛恨の準優Fを切り、視界は一気に真っ暗となった。賞金ランキングは徐々に下がっていき、グランプリ出場の可能性は消滅。悔やんでも悔やみきれないFになってしまった。
この蒲郡周年が終わると12月半ばまでF休みで、復帰後3カ月間はG1・G2選出除外。SGも来年のボートレースクラシックまで出場できない。
記念レース復帰は早くても来年3月になりそう。今年最後のG1出場となる蒲郡周年で存在を刻んでおきたい。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST入着率
124.9%710.12
214.7%420.14
315.4%440.15
415.1%430.13
517.5%500.15
612.3%350.14

九州4171 榎幸司
大化けの可能性を秘めた榎幸司!
榎幸司が近況好リズムだ。10月の尼崎戦でオール3連対Vを飾って今年2回目の優勝をゲット。20年前期適用勝率は7.31まで上がり、自身8期ぶり2回目の7点勝率をマークすることになった。いま勢いに乗っている選手の一人といって間違いないだろう。
この流れで記念戦線の壁も打ち破りたいところ。これまでG1は通算29節(10月30日時点)走っているが優出はまだゼロ。予選突破は6回あるが、準優の壁に阻まれ続けている。手堅いイン戦とキレ味鋭いまくり差しを持つだけに、きっかけひとつで大化けする可能性を秘めた選手だろう。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST入着率
124.6%630.15
213.7%350.15
317.2%440.18
415.6%400.18
516.8%430.18
612.1%310.22