近況苦戦も地元で復調の兆しを探る

ここが踏ん張りどころ。渡邉が地元で現状打開へのきっかけをつかむ。
昨年は優出15回、優勝4回と大ブレーク。持ち前のターン力に、エンジン出しの精度も増し、素質が完全に開花した。女子賞金5位で初のクイーンズクライマックスに出場。トライアルを3、4、1着にまとめ、優勝戦（5着）にまで進み、貴重な経験を積んだ。
今年も1月の多摩川オールレディース戦で優勝し、順調に滑り出した。しかし、2月にフライング。3月芦屋戦で優勝を飾り、流れをすぐに立て直したものの、5月からリズムを崩した。6月丸亀戦で再びフライングを切り、近況勝率は5点にも満たない、苦しい状況が続く。
それでも若松は2節連続優出中。2020年以降の若松直近勝率も6.64とシリーズ4位の成績を残す。ここで悪い流れを断ち、真夏の女子決戦、丸亀レディースチャンピオンへ向かいたい。