確実に進化！　さらにターンに磨きかける

確かな進化を遂げている。渡邉は審査中の2024年前期適用勝率(今年5月1日～10月31日)は、7.27。前期に残した自己ベスト7.26とほぼ同等のハイアベレージを続けている。「ターン勝負ができるようにしたい。記念で結果が残せるようにしたい」。まくり、まくり差し、差し、道中猛追など、展開に応じた立ち回りに磨きをかけている。
今年は優出8回、優勝2回を挙げ、女子賞金ランクは5位。年末のクイーンズクライマックス出場の有力圏に入った。さらに今回の福岡を出走後は、G1福岡周年、その次には5月の芦屋オールスター以来、自身2度目のSG蒲郡ダービーを控え、モチベーションは高まるばかり。レースの幅を広げつつ、さらなる飛躍のチャンスをつくっていく。
福岡は今年1月の正月レース優勝を含めて4節連続優出中と相性は◎。高い安定感を保ちながら今後の記念レースに弾みをつける。(データはすべて9月20日時点)