旧知の後輩とQCへ！ 8年ぶり出場狙う

クイーンズクライマックス（QC）出場のラスト勝負が始まる。現状11位は皆勤出場のかかる寺田千恵。楽観はできないものの、12位とは200万円強の差がある。優勝賞金460万円、2着250万円を考えると寺田は優位。12位の大瀧以下、ごくわずかな差による数人の争いに最大の注目が集まる。
そのボーダー上にいる大瀧は15年福岡大会以来、8年ぶりのQC出場がかかる。16年以降は1年の序盤にフライング（F）、また負傷の影響、期別2本のフライングが響くなど、毎年のように悪循環が重なった。それでも今年はFなし。優勝こそ3年以上、遠ざかるものの、優出7回など着実に賞金を加算した。回り足を仕上げ、展開に応じてさばける自在性を武器に、現状順位に踏みとどまる。
旧知の、高校バスケ部の後輩でもある長嶋万記はQC当確の3位。そろって女子最高の舞台に立つ瞬間へ、もうひと踏ん張りだ。（データは11月10日時点）