今度こそ遠藤エミが新女王の座をつかむ
待望の新クイーンへ。近年は女子プレミアムG1が行われる度にV有力候補に挙がるが、不思議と縁がなかった。それでもターンの切れが一級品なのは周知の通り。今年は5回のSG競走に出場、7月の丸亀オーシャンカップでは予選突破を果たした。トップクラスの男子に懸命に食らいつき、経験を重ねた。 舞台の大村は昨年のレディースチャレンジカップVなど好相性。14年以降の大村勝率7.58は、田口節子に次ぐハイアベレージを残す。 来年3月には地元びわこでレディースオールスターが開催され、先日そのファン投票第1位にも選出された。タイトル獲得へ「今度こそ」の思いは、ファンに限らず遠藤も同じ。女王となり、地元凱旋(がいせん)をもくろむ。 |