A1級勝負に、待望の多摩川Vへ全力
級別審査の対象期間が、残り約1カ月に迫った。藤原の2024年後期適用勝率は、現在6.26。A1級キープへ、ボーダー前後の激しい勝負が続く。
昨年は11月のG2三国レディースチャレンジカップで優出。勝てばクイーンズクライマックス（QC）初出場に届く可能性をつなげたが、5コースから展開なく6着に敗れた。「あれは本当に悔しかった。もっと頑張らんと」。今後へ大きな奮起材料になった。
以前は攻撃型の印象が強かったが、近況は冷静に展開を突くことも多々。乗りやすさ、回り足を整えながら自在戦の精度を磨いてきた印象だ。
多摩川は昨年12月のQCシリーズで準優入り。今年1月のヴィーナスシリーズで優出（6着）するなど、見せ場は多い。それでも藤原本来の実力を考えれば、期待はやはり優勝。勝率アップとともに、19年4月平和島以来の地元地区Vを見据える。（データは3月23日時点）