G1復帰の山田哲也がパワーを示す！
山田哲也がG1戦線に復帰だ。昨年10月のG2江戸川MB大賞の準優でフライングを切り、3カ月間のG1・G2選出除外となっていたが、この丸亀周年から記念戦線に帰ってくる。
一般戦回りを強いられている間、山田は10節走って9優出3Vと大暴れ。来るべきG1復帰の日に向け、己を磨いて勝ちまくってきた。その蓄えてきたパワーを放出する時がやってきた。艇界屈指のスタート巧者が、丸亀水面に弾丸ショットの嵐を巻き起こすのか。

徳増秀樹が好実績の丸亀で浮上を狙う！
徳増秀樹は3月の多摩川周年で優出し2着に入る活躍。2月浜名湖の東海地区選手権（優出6着）に続く今年2回目のG1優出をマークした。賞金ランキングは20位（5月7日現在）と上々の位置につけている。
ただ徳増は昨年賞金ランキング22位とあと一歩でグランプリ出場を逃しているだけに、現在の20位という位置は満足できるものではないだろう。
徳増にとって丸亀は昨年のオーシャンカップで優出5着の活躍を見せている水面。ここでしっかり結果を残してランクアップを狙いたい。

中島孝平がG1戦線に帰ってくる！
いよいよ中島孝平がG1に帰ってくる。昨年11月にG1浜名湖周年の準優で痛恨のフライングを切った中島は、今年2月～5月初めにかけて3カ月間のG1選出除外に。そのペナルティーがようやく解け、この丸亀周年で久々にG1戦線へ復帰する。
一般戦回りを強いられていた影響で、賞金ランキングは47位（5月7日現在）と大きく出遅れているが、まだまだ巻き返す時間は残っている。丸亀は記念優出3回をマークしている相性上々の水面。ここから反撃開始となるだろう。

重成一人が6年ぶりの奪還を狙う！
地元の香川支部からは三嶌誠司、福田雅一、木村光宏、秋山広一、重成一人、森高一真の男子6人に、平山智加、平高奈菜の女子2人を加えた計8人が出場する。
地元のエースを担うのは重成だ。丸亀周年は07年と09年にV歴。07年は節間オール3連対で圧勝し、09年は電光石火の2コースまくりで優勝したのが記憶に新しい。
重成は4月29日からの丸亀ゴールデンウィークレースを走り、貫禄たっぷりのオール3連対Vで優勝。地元周年への準備は整った。6年ぶり3回目のタイトル奪取に期待がかかる。

SG初Vの地・丸亀で吉田拡郎が魅せる！
近況の吉田拡郎の充実ぶりが光る。今年に入って2月児島の中国地区選手権で優出5着、続く2月の芦屋周年で優出2着、3月の常滑周年で優出3着、同じく3月の多摩川周年で優出6着と、早くもG1優出4回をマーク。賞金ランキングは11位（5月7日現在）につけている。
吉田にとって丸亀は、12年にG2MB大賞で優勝し、昨年7月のオーシャンカップではSG初タイトルを勝ち取った水面。そのとき以来となる約10カ月ぶりの当地参戦で、今度はG1丸亀周年のタイトルを取りに行く。

地元SG直前の下條雄太郎が気合入る！
この丸亀周年が終わると、5日後にSGボートレースオールスターが開幕。新スタンドが完成したばかりの大村で、SGの祭典が行われる。
その大村オールスターに人一倍の気合で臨むのが長崎の下條雄太郎だろう。2278票を集めて堂々のファン投票33位で選出。地元の期待をひしひしと感じているはずだ。
直前の節となるこの丸亀周年でリズムを上げておきたいところ。4月の大村周年では準優3着の活躍を見せているだけに、丸亀でG1初優出を飾って勢いを増し、大村SGに臨みたい。