今度はバースデイVへ桐生順平!
桐生順平は現在賞金ランキング3位（9月21日時点）。もちろん4年連続4回目のグランプリ出場へ当確ランプがともっている。そんな桐生だが5月のSGボートレースオールスターを最後に記念優出から遠ざかっている状態。夏場は決して良いリズムで戦えなかった。そろそろ年末に向けて調子を上げていきたいところだ。
大村周年がリズム上昇のきっかけになる可能性は十分だろう。桐生にとって大村周年といえば15年に優勝戦1号艇でフライングを切った大会。ちょうど今節最終日の10月7日が誕生日なだけに、今度はバースデイVで2年前の雪辱を果たしたい。

服部幸男が一発大逆転を狙う！
今年の服部幸男は年始から6月まで記念レース8節連続で予選落ちという苦しい戦い。上半期のSG・G1で一度も準優に乗ることができなかった。しかし7月の丸亀SGオーシャンカップで今年記念初準優出を飾ると、続くG1浜名湖周年、G1高松宮記念でも立て続けに予選を突破。明らかにリズムを取り戻し始めている。
そんななか迎える大村周年だ。これまで大村では05年のG1周年記念、09年のG2MB誕生祭、09年のG1周年記念と数々のタイトルを取ってきた。好相性水面で活躍の期待が高まる。現在賞金ランキングは101位（9月21日時点）。ここで優勝して一発大逆転のチャレンジカップ出場を狙いたい。

G1初タイトルを狙う芝田浩治！
芝田浩治は5月のびわこG2秩父宮妃記念杯で優出2着に入るなど、今年11優出2Vとコンスタントな活躍。あまり記念出場機会が巡ってこないなか一般戦などでしっかり結果を残し、賞金ランキング63位（9月21日時点）でまだまだチャレンジカップ出場の可能性を残している状態だ。
芝田はこれまで記念優出5回の実績があるが、すべて秋から冬にかけての時季にマークしたもの。まさにこれからやってくる季節なだけに楽しみだ。また大村周年は兵庫支部にとって相性の良いレース。06年の星野政彦ら2選手がこの大会でG1初Vを飾っている。今年は芝田に記念初タイトルが巡ってきても不思議ではないだろう。

田村隆信が底力を見せる！
田村隆信は8月の若松SGボートレースメモリアルで優出4着に入る活躍。昨年末のグランプリシリーズで準優Fを切った影響でSG選出除外が続いていたが、約8カ月ぶりにSG戦線に帰ってくるやいなや、さっそく優出を果たして改めて底力を見せつけた。
これで一気に賞金ランキング33位（9月21日時点）まで挽回し、チャレンジカップ出場権は確保できそうな状況に。もう目標は3年ぶりのグランプリ出場へ切り替えているはずだ。大村は11年チャレンジカップでSGタイトルを取った経験もある水面。ここで大きな賞金の上積みを狙いたい。

勢いを増してきた辻栄蔵！
辻栄蔵が勢いに乗っている。9月のG1常滑周年でオール3連対Vを飾り、約5年ぶりとなる記念タイトルを獲得。賞金ランキングも13位（9月21日時点）まで上がり、3年連続7回目のグランプリ出場がはっきり見えてきた。
大村との相性はまずまずで、大村周年では14年に優出5着、15年に優出3着と2年連続で優勝戦に乗った実績。昨年の大村SGチャレンジカップでは、予選をトップ通過しながら準優1号艇で2着に敗れ、優勝戦4号艇となって2着に終わった悔しい記憶があるだけに、ここで雪辱を果たして当地記念初Vを飾るのか注目だ。

地元の原田幸哉が大村G1連続Vへ！
原田幸哉は今年4月に愛知支部から長崎支部へ転籍。その転籍初戦となった4月の大村G1ダイヤモンドカップでいきなり"地元V"を飾り、鮮烈な長崎支部デビューを果たしたのが記憶に新しいところだ。あれから約半年、次は大村周年で当地G1連続Vを目指す。大村周年は愛知支部時代の15年にV歴があり、2大会ぶりのタイトル奪還がかかる。
原田は現在賞金ランキング9位（9月21日時点）で、2年ぶり5回目のグランプリ出場はすでに当確ランプ。この大村周年で結果を残せば、トライアル2ndから出場できるベスト6入りも射程圏に入ってきそうだ。