ヴィーナスシリーズ第13戦2020.09.27〜10.02

レース回顧

小野生奈が自身の誕生日に約1年半ぶりV

バースデーVを飾った。この日、32歳を迎えた小野生奈がインから辛うじて逃げ、昨年4月の徳山ヴィーナスシリーズ戦以来、今年初、通算18回目の優勝を挙げた。
最終日は晴れ。風も微風で優勝戦が行われた。進入は枠なりの3対3。人気を集めた①小野に、⑥塩崎がコンマ15のトップタイスタートを決めた。内有利の①小野が、そのまま先手を打ったが、ターンがやや横流れ。その隙を②富樫が的確に差し込んだ。②富樫のへ先は届いていたものの、もうひと伸び及ばず、①小野がぎりぎり踏ん張った。②富樫が追走して2着。⑥塩崎が、④深川や③遠藤の猛追をしのぎ、3着に粘った。
小野は優勝戦前にピストンリングを1本交換。この決断が功を奏したのか、迫る富樫を何とか退けた。優勝は意外にも約1年半ぶり。優勝戦終了時点の女子賞金ランクは3位のままながら2位の守屋美穂へ微差に迫った。なお、次走は10月14日からのG2びわこ秩父宮妃記念杯に出場する予定。