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ウェイキーカップ
2023.03.06
〜03.11

関東4238 毒島誠
毒島誠が雪辱の優勝を狙う!
前回の多摩川周年は21年10月に行われ、茅原悠紀が優勝。4コースから鮮やかにまくって頂点に立った。そのとき悔しい思いを味わったのが毒島誠だ。大会2連覇をかけて多摩川周年に臨み、2連対率1位のモーターを引き当て、予選をトップ通過する活躍。しかし優勝戦では1号艇でインからコンマ01のトップスタートを決めたものの、茅原のまくりにのみ込まれて3着。多摩川周年2連覇という史上2人目の偉業をつかみ損ねた。
とはいえ多摩川での毒島の強さは別格。当地最近10節で9優出5Vという圧倒的な成績だ。現役最強の是政巧者が今回の多摩川周年でもV争いの軸になってくる可能性が高いだろう。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST1着率2着率3着率
128.8%620.1383.8%6.4%3.2%
216.2%350.1525.7%31.4%8.5%
314.8%320.1328.1%31.2%18.7%
416.2%350.1428.5%28.5%11.4%
517.2%370.1424.3%13.5%18.9%
66.5%140.180.0%35.7%0.0%
東海3946 赤岩善生
復調ムード漂う赤岩善生!
赤岩善生は2月の東海地区選で優出5着の活躍。昨年6月のSGグランドチャンピオンで優出3着に入ったあとSG・G1は5節連続で予選落ち(BBCトーナメントを除く)と苦戦が続いていたが、久々に記念レースで見せ場をつくった。この優出でオーシャンカップの選考ポイントを10点に伸ばし、出場権争いに踏みとどまることもできた。3年ぶりのオーシャンカップ出場に向けて3・4月で勝負駆けだ。
赤岩は多摩川通算10優出3Vと当地相性上々。19年に多摩川での3Daysバトルトーナメントで4連勝パーフェクトVを飾ったのも記憶に新しい。多摩川周年でもV争いをにぎわすのか。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST1着率2着率3着率
123.6%700.1278.5%14.2%2.8%
238.1%1120.1615.1%41.9%14.2%
329.7%880.155.6%37.5%22.7%
46.7%200.195.0%20.0%45.0%
51.0%30.130.0%0.0%0.0%
60.6%20.130.0%50.0%0.0%
近畿4760 山崎郡
多摩川好相性の山崎郡に注目!
山崎郡は多摩川を過去6節走って3優出2Vという好成績。17年の多摩川ルーキーシリーズでは1・2・1・2・1・1・1・2・1・1着と節間7勝のオール2連対Vを飾り、当地前走となる昨年12月の多摩川一般戦では3・3・1・1・2・2・1・3・1・1着と節間5勝のオール3連対Vを飾っている。そんな山崎が満を持して多摩川記念レース初参戦。大暴れしそうな気配十分だ。
大阪支部の次代を担う存在として期待される山崎だが、昨年は記念レースを13節走って準優出4回(優出1回)とやや苦戦。記念出場機会が減りつつあるだけに、多摩川周年で結果を残して存在感をアピールしたい。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST1着率2着率3着率
124.4%700.1277.1%10.0%5.7%
214.6%410.1336.5%26.8%19.5%
316.4%470.1236.1%23.4%8.5%
416.4%470.1229.7%21.2%19.1%
515.0%430.1116.2%13.9%9.3%
612.9%370.1213.5%10.8%29.7%
四国4643 近江翔吾
近江翔吾が多摩川G1連続Vへ!
近江翔吾は昨年9月に多摩川で行われたヤングダービーで優勝。2連対率1位の好モーター22号機をハイパワーに仕上げ、2・6・1・1・1・1・1・1着と道中6連勝をマークして頂点へ。初日後半から7走連続でゼロ台スタートを決めるなど気迫あふれる走りを見せて第9代ヤング王者の座を射止めた。
多摩川参戦はあのとき以来で約6カ月ぶり。当地G1連覇をめざす戦いだ。また近江は多摩川前々走となる昨年6月のG3企業杯でも優勝しており当地3節連続Vもかかる。ヤングダービー制覇後も10月の大村戦、10月の戸田戦、11月の大村戦と優勝を重ねてきた近江が、再び多摩川で快走を演じる可能性十分だろう。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST1着率2着率3着率
124.1%610.1186.8%1.6%4.9%
215.8%400.1512.5%42.5%15.0%
315.8%390.1525.6%23.0%17.9%
414.6%360.1325.0%22.2%27.7%
515.8%400.157.5%15.0%30.0%
613.8%350.172.8%11.4%22.8%
中国3874 山本寛久
山本寛久がオーシャン勝負駆け!
SGオーシャンカップの選考期間は4月末まで。締め切りが徐々に迫ってきた。地元児島でのオーシャンカップ出場を目指す岡山支部勢では山本寛久に注目したい。山本は昨年7月のG2戸田MB大賞で優出6着、今年2月のG1中国地区選で優出4着に入るなど、選考ポイントを12点保持している。
ただ山本のあっせん状況をを見ると、選考期間内に出場できそうなG1・G2は多くても2節、少なければ1節。この多摩川周年が最後になる可能性もある。山本は多摩川通算11優出2Vと当地相性良好。多摩川最近10節で8優出2Vと好走が続いている。多摩川周年で優出して選考ポイントを稼ぎ、地元SGへの道を切り開きたい。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST1着率2着率3着率
117.1%460.1356.5%30.4%4.3%
216.3%440.1318.1%22.7%15.9%
315.6%420.1526.1%30.9%11.9%
415.9%430.1516.2%23.2%9.3%
519.7%530.1715.0%24.5%20.7%
615.2%410.180.0%7.3%34.1%
九州5084 末永和也
末永和也が"出発点"の多摩川に回帰!
多摩川で流した涙が彼を強くした。末永和也は昨年9月の多摩川ヤングダービーで躍動。G1初出場ながら予選3位に入る大活躍を見せ、準優でイン逃げを決めてG1初優出を果たした。そして優勝戦では道中2番手につけ、先行する近江翔吾を猛追するすさまじい走りを披露。しかし逆転を狙った3周2マークで振り込んで失速し、6番手まで大きく後退。悔し涙を流した。
あの一戦で末永は強くなった。直後の10月に若松3Daysバトルトーナメントで初Vを飾り、今年2月の九州地区選ではG1初Vもマーク。一気に飛躍の階段を駆け上がり始めている。約6カ月ぶりに多摩川に帰ってくる末永がどんな走りを見せるのか楽しみだ。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST1着率2着率3着率
119.6%540.1466.6%16.6%7.4%
217.0%470.1531.9%27.6%17.0%
316.3%450.1415.5%48.8%11.1%
415.6%430.1320.9%32.5%20.9%
515.2%420.1621.4%26.1%21.4%
616.0%440.162.2%4.5%34.0%