ピックアップレーサー

BOATRACE CLASSIC
2023.03.16
〜03.21

関東3716 石渡鉄兵
石渡鉄兵が地元でSG初Vを狙う!
今年のSGボートレースクラシックは平和島が舞台。地元の東京支部から参戦するのは2人だけとやや寂しい陣容だが、石渡鉄兵と山田哲也が東都のファンの期待に応える走りを見せてくれることだろう。
特に注目したいのは石渡だ。2月のG1関東地区選手権(江戸川)で優勝してクラシックの出場権を獲得。ラストチャンスをものにして地元SGへの切符をつかんだ。石渡は今期4V(3月5日時点)をマークするなど近況好リズム。平和島は通算26優出10Vと相性が良く、20年に当地でのSGグランプリシリーズで優出5着に入った実績もある。悲願のSG初制覇へチャンスは十分だろう。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST1着率2着率3着率
124.6%660.1363.6%21.2%12.1%
215.3%410.1334.1%26.8%14.6%
315.3%410.1441.4%19.5%17.0%
414.9%400.1137.5%17.5%12.5%
515.6%420.1223.8%23.8%19.0%
614.1%380.157.8%23.6%15.7%
東海3960 菊地孝平
平和島初Vをめざす菊地孝平!
菊地孝平は3月のG1芦屋周年で痛恨のフライング。これで5月15日~6月13日まで30日間のF休みに入ることが確定し、5月23日開幕のSGボートレースオールスターには出場できないことが決まってしまった。ファン投票の中間発表では9位につけていただけに無念の思いはひとしおだろう。
オールスターに出られないぶんも平和島クラシックに思いをぶつけたいところ。菊地は平和島で06年クラシック優出3着、14年グランプリ優出2着など記念4優出の実績を持つが、意外にも当地通算5優出0Vでまだ優勝歴なし。ここで平和島初Vを飾ってファンの期待に応えたい。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST1着率2着率3着率
126.0%630.1176.1%9.5%6.3%
214.6%360.1116.6%33.3%27.7%
315.8%390.0923.0%15.3%17.9%
416.6%410.1024.3%21.9%19.5%
519.5%480.1120.8%16.6%16.6%
67.3%180.0916.6%16.6%11.1%
近畿4502 遠藤エミ
遠藤エミがクラシック連覇へ!
昨年のSGボートレースクラシックは大村で行われ、遠藤エミが優勝。1・3・1・1・3・2・1・1着のオール3連対で頂点に立ち、女子レーサー史上初のSG制覇という大偉業を成し遂げた。 遠藤はあのクラシック以降SGを5節走ったが、オールスターは予選38位、グラチャンは予選46位、オーシャンカップは予選19位の次点、チャレンジカップも予選19位の次点、グランプリはトライアル1st敗退(グランプリシリーズは予選33位)と思うような結果を残せず苦戦してきた。前回覇者として臨む平和島クラシックでは大暴れしたいところ。97・98年の西島義則、19・20年の吉川元浩に続く史上3人目のクラシック連覇をめざす。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST1着率2着率3着率
123.0%620.1370.9%12.9%6.4%
213.7%370.1329.7%32.4%10.8%
316.3%440.1411.3%36.3%25.0%
416.3%430.1516.2%20.9%25.5%
515.9%430.174.6%11.6%25.5%
614.5%380.1810.5%2.6%18.4%
四国5043 中村日向
中村日向らSG初出場組に期待!
平和島クラシックでSG初出場を果たす選手が4人いる。濱崎直矢、佐々木完太、中村日向、末永和也だ。旋風を巻き起こすような活躍を期待したい。
なかでもいま最も勢いがあるのは中村だろう。1月の児島一般戦で待望のデビュー初Vを飾ると、その翌節のG1四国地区選手権で記念初Vを飾ってクラシック出場権を獲得する大躍進。さらに3月の尼崎ルーキーシリーズでも優勝を手にした。今期11節走って8優出3V(3月5日時点)という大暴れ。今期勝率は7.48まで上がっており、これまでの自己ベスト(前期の6.68)を大幅に上回る数字だ。この勢いならSG初陣で見せ場をつくる可能性十分だろう。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST1着率2着率3着率
122.1%680.1473.5%11.7%10.2%
217.9%550.1329.0%34.5%10.9%
316.6%510.1317.6%33.3%19.6%
418.8%580.1417.2%32.7%20.6%
512.7%390.1420.5%23.0%23.0%
611.7%360.142.7%5.5%22.2%
中国4418 茅原悠紀
茅原悠紀が再び平和島で輝く!
茅原悠紀は2月のG1中国地区選手権(児島)で優勝。予選を1・3・1・2・1・5着の2位で通過し、準優でインからコンマ00のタッチスタートを決めて逃げ切ると、優勝戦では2コースから渾身(こんしん)の差しハンドルを決めて頂点へ。悲願の地元G1初Vを飾った。
この優勝によってクラシックの出場権を獲得。平和島SGへ乗り込むことになった。茅原で平和島といえばなんといっても14年のグランプリ。圧巻の6コース差しでSG初Vを飾って1億円を手にしたのが思い出される。あれから約8年3カ月の歳月が流れたが、茅原はまだ2つ目のSGタイトルをつかめていない。近況好リズムで迎える平和島クラシックで、久々のSG制覇を狙いたい。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST1着率2着率3着率
123.6%590.1381.3%8.4%3.3%
214.8%370.1221.6%27.0%16.2%
312.4%310.1329.0%25.8%22.5%
417.6%440.1027.2%34.0%20.4%
516.4%400.1312.5%20.0%22.5%
615.2%380.142.6%21.0%34.2%
九州4831 羽野直也
羽野直也が逆境を跳ね返す!
羽野直也は昨年10月に行われたG1平和島周年の覇者。2・1・2・2・1・2・1・1着のオール2連対Vという圧勝劇を演じて自身4回目のG1制覇を果たしたのが記憶に新しい。平和島クラシックは当地2節連続Vがかかる大会になる。
そんな羽野だが3月のG1芦屋周年で優勝戦1号艇に乗るも痛恨のフライングを切り、これで6~12月にかけて6カ月間のG1・G2選出除外を背負ってしまうことに。前途には暗雲が立ち込めてしまった。2年連続のグランプリ出場をめざすにはSGで結果を残すことが必須という状況に追い込まれた。この逆境を跳ね返すためにも、好相性の平和島で再び大暴れしたい。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST1着率2着率3着率
119.3%460.1278.2%15.2%4.3%
215.9%380.1110.5%36.8%15.7%
313.4%320.1325.0%21.8%18.7%
417.6%420.1221.4%21.4%26.1%
519.7%470.124.2%21.2%23.4%
613.8%320.120.0%9.3%43.7%