ピックアップレーサー

北陸艇王決戦
2023.09.09
〜09.14

関東3590 濱野谷憲吾
濱野谷憲吾が20大会ぶり奪還へ!

濱野谷憲吾は三国記念タイトルホルダーの1人。04年に行われた開設50周年記念のG1北陸艇王決戦で優勝している。濱野谷はその後も06年のG1三国MB大賞で優出4着、12年のG2三国MB大賞で優出4着、18年のG2三国MB大賞で優出3着と当地でたびたび好走。三国相性は良好といえるだろう。
濱野谷は現在賞金ランキング10位(8月28日時点)につけ、グランプリ出場が濃厚な状況。もちろんチャレンジカップ出場は悠々と当確だ。約2カ月後の三国SGも見据えて三国周年でどんな走りを見せるのか注目したいところ。開設70周年記念のG1北陸艇王決戦で、20大会ぶりのタイトル奪還をめざす。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST1着率2着率3着率
123.2%700.1284.2%5.7%2.8%
215.2%460.1517.3%32.6%17.3%
315.9%480.1425.0%37.5%14.5%
418.2%550.1423.6%12.7%21.8%
513.6%410.1414.6%9.7%26.8%
613.6%410.159.7%12.2%31.7%
東海4804 高田ひかる
三国でまくれる高田ひかる!

三国周年には女子レーサーから遠藤エミ、高田ひかる、西橋奈未が登場。特に注目したいのは高田だ。
高田はこれまで三国を8節走って優出ゼロ。ただ決して相性が悪いわけではない。当地前々走となる昨年6月の一般戦では、初日12Rで4コースまくりを決めてインの池田浩二を破るなど、予選を3・1・1・1・1・4着で2位通過する活躍。当地前走となる昨年11月のヴィーナスシリーズでも予選3位に入っている。いずれも準優1号艇で3着に終わって優出は逃したが、シリーズを沸かせる走りだった。三国では伸び足がしっかり仕上がる節が多いだけに、三国周年でもまくりの花が咲くかもしれない。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST1着率2着率3着率
122.3%630.1569.8%12.7%3.1%
213.1%370.1640.5%13.5%13.5%
318.0%510.1529.4%13.7%19.6%
416.3%460.1630.4%15.2%6.5%
512.7%350.1420.0%20.0%17.1%
617.3%490.148.1%6.1%20.4%
近畿4013 中島孝平
中島孝平が大会2連覇を狙う!

前回の三国周年は今年3月に行われ、地元の中島孝平が優勝。予選を2・2・1・3・3・1着でトップ通過し、準優はインからコンマ04、優勝戦はインからコンマ07で逃げ切って頂点に立った。中島にとってはこれが07年MB大賞と13年近畿地区選に続く3つ目の三国G1タイトルで、悲願の地元周年初Vとなった。
あれから約6カ月、大会2連覇をめざして三国周年に臨む。中島は現在賞金ランキング14位(8月28日時点)につけており、グランプリ出場当確へもうひと踏ん張りという状況。そんななか迎える地元周年なだけに、ここで結果を残して大きな賞金を上積みしたいところだ。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST1着率2着率3着率
121.9%680.1373.5%13.2%4.4%
217.1%530.1411.3%49.0%15.0%
316.4%510.1321.5%19.6%25.4%
413.5%420.1323.8%19.0%14.2%
515.8%490.1316.3%18.3%20.4%
615.1%470.134.2%8.5%21.2%
四国3788 一宮稔弘
復活した一宮稔弘が久々のG1登場!

一宮稔弘は昨年1月~7月にかけて約6カ月間の長期欠場があったため、前々期は45走しかできず出走回数不足でB2級へ降格。しかし前期に勝率6.23をマークし、底力を見せてA1級へ帰ってきた。これで記念出場機会をつかみ、三国周年に登場。一宮のG1参戦は21年9月の鳴門周年以来で約2年ぶりだ。
G1復帰に先だって7月にG2浜名湖MB大賞に出場し、予選19位の次点で惜しくも準優出は逃したものの、2コース抜き、1コース抜き、4コースまくり差しで3勝をマークする活躍。健在ぶりを大いにアピールした。三国は通算7優出1Vと相性上々の水面だけに、三国周年でも見せ場をつくりそうな気配は十分だ。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST1着率2着率3着率
119.0%450.1464.4%17.7%11.1%
213.1%310.1425.8%19.3%22.5%
318.6%440.156.8%29.5%22.7%
420.7%490.1416.3%20.4%24.4%
517.8%420.124.7%19.0%26.1%
610.5%250.1312.0%8.0%20.0%
中国4000 松本博昭
松本博昭が9年7カ月ぶりのG1参戦!

松本博昭は前期勝率6.18をマーク。A1級ボーダー(6.16)を0.02上回って勝負駆けに成功した。松本のA1級昇格は14年前期以来で実に19期ぶり。46歳でA1級に戻ってきた。そして三国周年出場のチャンスが到来。G1を走るのは14年2月の中国地区選以来で約9年7カ月ぶりだ。
松本の持ち味のひとつは大崩れの少なさで、前期は163走して6着がわずか7本。最近10期で6着本数1ケタが7期もある。G1でも粘り強い走りを見せるのか注目したいところ。三国は通算7優出と好実績なだけに楽しみだ。08年の中国地区選以来となる2回目のG1優出をめざす。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST1着率2着率3着率
120.0%610.1567.2%14.7%4.9%
217.1%520.1725.0%30.7%26.9%
315.4%470.1814.8%23.4%25.5%
416.1%480.178.3%22.9%27.0%
515.4%470.180.0%6.3%34.0%
615.7%480.180.0%12.5%12.5%
九州4296 岡崎恭裕
三国巧者の岡崎恭裕に注目!

九州地区勢で三国巧者といえば岡崎恭裕を思い浮かべる人も多いかもしれない。岡崎は三国通算10優出6Vという抜群の成績。当地の一般戦(G3以下)は現在5節連続V中という敵なしの状態だ。もちろん記念レースでも結果を残しており、19年の三国周年で優出した実績がある。ちなみに岡崎にとって6Vという数字は、芦屋・福岡と並んでレース場別最多タイだ。
岡崎は現在賞金ランキングが42位(8月29日時点)。三国SGチャレンジカップ出場に向けて勝負駆けの位置にいる。三国G1で大きな賞金を加算して三国SGへの道を切り開きたいところ。九州勢屈指の三国巧者に注目だ。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST1着率2着率3着率
122.3%600.1375.0%11.6%8.3%
214.9%400.1112.5%37.5%12.5%
318.2%490.1414.2%24.4%24.4%
423.5%630.1319.0%31.7%25.4%
516.0%430.1111.6%20.9%23.2%
64.8%130.140.0%0.0%7.6%