坪井康晴が9回目のG1制覇でGP出場圏内へ坪井康晴の技が冴え渡った。予選を得点率7位タイで通過した坪井は、準優で菊地孝平との同県同期対決を制して1着を奪うと、優勝戦では鮮やかな3コースまくり差しを決めて栄冠を手にした。10月のG1鳴門周年IN宮島では優勝戦2号艇で4着に終わっていたが、その雪辱を果たして宮島初Vを飾った。G1制覇は昨年6月の江戸川周年以来で通算9回目。これで優勝賞金900万円を加算して賞金ランキング13位まで浮上し、3年ぶり5回目のグランプリ出場へ大きく前進した。