ピックアップレーサー

THE GRAND PRIX SERIES
2024.12.17
〜12.22

関東3590 濱野谷憲吾
底力を見せたい濱野谷憲吾!
濱野谷憲吾は前々期にF2を切り、その影響で前期は78走しかできずA2級降格が決定。級別が現在の4階級になったのは95年後期で、濱野谷はそれ以降の59期すべてでA1級をキープしてきたが、来年1月から初めてA2級の肩書きを背負うことになってしまった。
来年の上半期はA2級のため5月のオールスターや6月のグラチャンには出場できない。ただ3月のクラシックはA2級でも出場可能。グランプリシリーズで優勝すれば切符が手に入る。ここで底力を見せたいところ。01年以来となる23年ぶり2回目のグランプリシリーズ制覇を狙う。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST1着率2着率3着率
118.8%380.1065.7%13.1%7.8%
214.3%290.1327.5%17.2%20.6%
319.8%400.145.0%37.5%22.5%
416.8%340.1411.7%20.5%26.4%
516.8%340.132.9%8.8%26.4%
613.3%270.167.4%22.2%11.1%
東海4524 深谷知博
深谷知博が大会初の連覇へ!
昨年のグランプリシリーズで優勝したのは深谷知博だ。グランプリに出場するもトライアル1stで3・5着の9位となって敗退し、3日目からグランプリシリーズに編入。予選を7位で通過し、準優で3コース差しを決めて優出すると、優勝戦は2コースまくりで制して頂点に立った。深谷にとってはSG通算3回目の優勝だった。
深谷は今年は賞金ランキング29位でグランプリ出場ならず。グランプリシリーズに初日から参戦して大会2連覇をめざすことになった。グランプリシリーズがSGに昇格した97年以降、連覇した選手はまだ1人もいない。史上初の記録を作って24年を締めくくりたい。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST1着率2着率3着率
117.3%410.1170.7%7.3%12.2%
215.6%370.1329.7%24.3%24.3%
318.5%440.1213.6%29.5%22.7%
417.7%420.1311.9%23.8%23.8%
516.8%390.1215.3%12.8%10.2%
613.9%330.116.0%6.0%9.0%
近畿4686 丸野一樹
SG初Vをめざす丸野一樹!
丸野一樹は賞金ランキング20位で惜しくもグランプリ出場ならず。9月のG2三国MB大賞、9月のG1徳山周年、10月のG1浜名湖周年で立て続けに優勝するなど秋のG1・G2戦線を席巻したが、あと一歩及ばず無念の結果となった。
痛手となったのはSGでの苦戦だ。今年SGに3節出場したが、5月のオールスターは予選45位、7月のオーシャンカップは予選33位、10月のダービーは予選42位と結果を残せず獲得賞金を伸ばせなかった。グランプリシリーズでは来年につながる走りを見せたいところ。21年グランプリ以来となる3年ぶりのSG優出と、悲願のSG初制覇をめざす。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST1着率2着率3着率
119.7%460.1473.9%10.8%4.3%
215.8%370.1518.9%32.4%8.1%
316.7%390.1417.9%33.3%5.1%
417.6%400.1617.5%20.0%22.5%
514.5%340.1617.6%26.4%17.6%
615.4%360.175.5%11.1%36.1%
四国4685 島村隆幸
SGで安定感光る島村隆幸!
今年は四国地区からグランプリに出場する選手がゼロ。森高一真、片岡雅裕、島村隆幸が最後まで出場権争いに加わっていたが、賞金ランキングは森高が22位、片岡が25位、島村が27位でベスト18には手が届かなかった。
グランプリシリーズではこの3人で四国旋風を巻き起こしたいところ。なかでも注目は島村だ。近況SGはオーシャンカップで予選12位、メモリアルで予選14位、チャレンジカップで予選6位と出場3大会連続で準優出中。安定感が増してきた。22年グランプリシリーズでSG初出場初優出を飾って以来となる2回目の優勝戦進出へ期待が高まる。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST1着率2着率3着率
121.0%510.1170.5%9.8%5.8%
214.8%360.1227.7%30.5%13.8%
316.9%410.1326.8%24.3%17.0%
416.1%390.1320.5%20.5%10.2%
515.7%380.1413.1%15.7%18.4%
615.2%370.135.4%8.1%27.0%
中国4324 海野康志郎
海野康志郎がSG初準優出へ!
海野康志郎は今年16優出4V(12月8日時点)をマークする大暴れ。9月のG2三国MB大賞で優出5着、11月のG1丸亀周年で優出3着に入るなど特別競走でも結果を残し、充実のシーズンを過ごしてきた。年間16優出は自己ベスト、年間4Vは自己ベストタイだ。
この活躍で賞金ランキング62位に入ってグランプリシリーズの出場権を獲得。SG参戦は19年クラシック、19年グランプリシリーズ、22年メモリアルに続いて4回目だ。過去3回はいずれも予選落ちに終わっているだけに、まずはSG初準優出が大きな目標になってきそう。いまの勢いなら優出のチャンスも十分だろう。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST1着率2着率3着率
123.3%640.1275.0%18.7%3.1%
218.2%500.1418.0%52.0%14.0%
321.5%590.1628.8%25.4%22.0%
418.9%520.1415.3%15.3%25.0%
513.5%370.158.1%21.6%24.3%
64.3%120.140.0%0.0%33.3%
九州4503 上野真之介
住之江巧者の上野真之介!
上野真之介は住之江通算10優出2Vと当地好相性。記念レースでも13年住之江周年で優出4着、21年高松宮記念で優出3着、21年グランプリシリーズで優出4着、そして今年11月の高松宮記念で優出5着と4回の優出歴がある。上野はG2以上だと通算19優出(12月8日時点)のうち13優出を淡水のレース場で記録しており、住之江も得意としている印象だ。
グランプリシリーズではSG初Vを狙いたいところ。まずは20年グラチャンと21年グランプリシリーズに続く3回目のSG優出をめざす。上野はSGで1コース7連勝中と内寄りでの強さは申し分ないだけに、外枠でいかにしのげるかがカギになりそうだ。
進入コース別成績
進入コース進入率出走回数平均ST1着率2着率3着率
125.9%760.1078.9%17.1%2.6%
215.7%460.1219.5%34.7%8.7%
312.9%370.1132.4%35.1%21.6%
417.0%500.1130.0%26.0%20.0%
513.9%410.1412.2%31.7%21.9%
614.3%420.124.7%16.6%26.1%